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うどんとエビフライのセット

真っ黒なうどんと巨大海老に仰天

辰麿

群馬県渋川市赤城町上三原田

群馬県渋川市、渋川駅からクルマで10分ほどの国道353号線沿いに「辰麿」という食事処がある。田畑の広がる長閑な田園地帯に、ポツンとさりげなくある食事処。国道沿いだけど、交通量はそんなに多くもない道路なので、けっこうひっそりとした感じがあり、ごく普通の和食屋さんって感じ。ただ、道路沿いの看板には「名物 手打ち竹炭入うどん」と「ジャンボエビフライの店」という文字がとても気になる。どちらも何となく想像できるようなできないようなって感じなんだけど、実際に頼むと非常にインパクトがあるから絶対お勧め。ここは何年か前に見つけて、友人と一緒に食べにきたことがあるけど、その友人も気に入ってしまって家族を連れて食べに来ていた。久々に思い出したら食べたくなってしまったので再びやってきた。ここの目的は看板にあるとおりのエビフライとうどん。他にもメニューはたくさんあるけど、どちらも見た目のインパクトもあり、それでいて味も美味い。その両方を味わえるのはランチメニューの「うどんとエビフライのセット」。運ばれてきた瞬間、思わず「えっ」と二度見しちゃうぐらいのインパクト。エビフライは一本しかないけど、なんと長さが35センチくらいある。思いっきりお皿をはみ出して、しっぽの先はお膳すらはみ出てる。なんてお行儀の悪いジャンボえびなんだ。しかもこれはしっかりと一匹なんです。こんなデカイえびがいるんだね。そんで中はスカスカなのかというと、いやいやプリップリッなんだなこれが。見た目以上にお腹に溜まる。それともうひとつ、真っ黒なうどん。竹炭入りとはなっているけど、本当に真っ黒。つやつやと黒光りしていて怪しさ満点。だけどこれがすごくコシがあって、すごく美味い。炭っぽさをまったく感じないし、普通に美味しい。店主のこだわりを感じずにはいられない逸品。是非ご賞味あれ。
2018.01