ざんぎ黒酢あんかけ定食
黒酢の鼻に抜ける芳しさと奥深さが癖になる
パパスランドさっつる
北海道斜里郡清里町神威
北海道は寒い。なんて当たり前かもしれないけど、いつも予想以上に寒いことがある。今回は6月下旬に道東にやってきたけど、天候がぐずついていることもあってやたらと寒い。寒いと気分まで寒くなっちゃうよ。でも、そんなときはあったかい温泉に入って、美味しいものを食べるに限る。そんなわけでその両方を味わえる道の駅「パパスランドさっつる」にやってきた。清里町の札弦にある道の駅だ。ここには温泉もあるしレストランもある。メニューはけっこう豊富で、ここで注文したは「ざんぎ黒酢あんかけ定食」。「ざんぎ」は北海道の唐揚げだよね。そこに「あんかけ」が加わるのでちょっと興味を持ったぞ。また、定食類はごはんの大盛りも無料だった。小盛だと割引にもなるそうだ。やがて運ばれてきたのは、なかなかのボリューム。山のように積みあがったネギの下には大きなザンギがゴロゴロとある。さっそく食べてみると、「ん?」妙な甘味というか、旨みというか、鼻に抜ける不思議な風味。黒酢ってこんな風味だったっけ?あんかけに何か仕掛けがあるな。これがネギやザンギと絡めて食べると、めちゃくちゃ美味しい。癖になりそうな風味。例えるなら納豆の美味いところだけをあんかけに閉じ込めた感じ。そうだ、納豆の旨みだ。なんか違うかもしれないけど、これは美味しい。お皿まで舐めたくなるくらい気に入ってしまった。
2019.06