豊後定食
大分名物とり天とだんご汁。どっちも個性派
驛亭 大分駅店
大分県大分市要町
早朝に羽田から大分にやってきて、昼前だけどお腹が空いた。大分駅についたので何か大分らしいうまいものを食べたいな。エキナカを物色していると驛亭という郷土料理の店を発見。エキナカなので小さなお店だけど、雰囲気は良さそうだ。そこで注文したのは「豊後定食」。まさに大分を包み込んだようなネーミング。そして運ばれてきたのは期待を裏切ることのないボリューム感。まずはとり天。そしてだんご汁。欲張りにもその両方をセットにしたメニューだ。まずはとり天からいただいてみることにした。サクッと揚がっているんだけど、なんだこの歯応えは! すごくしっとりとして柔らかく、そしてイカ天かのように歯切れのいい歯応え。すごく美味しい。下味もしっかりとしていて、しかも癖のない王道って感じのあっさり感。ちょっとこれ、かなり好みなんだけど。油も臭くなくて非常にマイルドだ。からしが大量に盛られていたので、負けじと大量につけたら・・・ちょっとむせた。そしてだんご汁。ものすごく具沢山。しかもいい感じのバランス。味噌の濃さもちょうどいいし、甘さもちょうどいい。そして平べったく長〜いだんごがまた美味い。こっちはかなりネチョッとしながらも歯切れもよくすごーく滑らか。もっちりというよりもねっとりなんだけど、グチャグチャではなくしっかりとしている。こっちもかなりこだわっているんじゃないの。とにかくいい感じなのだ。それでいて、とり天もだんご汁も量がしっかりとある。なので二つを食べるだけでもう満腹。さっきまで、腹が減って元気がなかったのに、元気回復を通り過ぎて、満腹で眠くなってきた。すごく幸せな感じになった。エキナカなので期待していなかったのに、思わぬ出逢いに感謝。また食べたくなったら寄ってみるかな。
2021.01