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海鮮丼定食(日替わりランチ)

お得で美味しいランチ海鮮丼

紀州なぎさの駅 水門まつり

和歌山県東牟婁郡串本町串本

紀伊半島は太平洋に突き出た大きな半島。その先端の串本町は本州最南端の地として有名。その先端の地は潮岬にあるというので行ってみようとクルマを走らせた。荒々しくダイナミックな奇岩が続く海岸が、まさしく南紀のイメージにぴったり。潮岬からの景色は地球の丸さを実感できるような広大なオーシャンビュー。雄大な海の景色を満喫したところで、新鮮な魚介類を食べたくなった。串本ならそんなお店もたくさんあるだろうと検索すると、見つけたのが潮岬の根本付近にある「紀州なぎさの駅 水門まつり」。道の駅のような存在なのかと訪れてみると、港の片隅に意外にも小ぢんまりとした施設が佇んでいた。1階は小さな売店と魚介類の直売、2階にはレストランがあった。レストランは規模はそれほど大きくはないものの、景色も良さそうだし、海鮮もののメニューも揃っているようなので入店。メニューを見たところ、どうやらここの目玉になっているのは、キハダマグロやシラス、とぴっこのようだ。それらを合わせた三色丼というのもあったけど、日替わりランチで「海鮮丼定食」が出ていたのでこちらをチョイス。ランチはお手頃な値段なので、レギュラーメニューと比べるとこれはお値打ちだ。そして提供されたものは、これまたクオリティもしっかりとして見た目にも彩がとても鮮やか。高野豆腐や味噌汁もついて、これは本当にお得だ。海鮮丼にはメインのマグロ、シラス、とびっこはもちろんのこと、イカや鯛なども盛られている。表面からは見えないけど、下の方にある青っぽいのはアオブダイだろうか?ボリュームもあって非常にバラエティで贅沢さに溢れている。とびっこのプチプチはとてもいい食感で、海鮮丼やチラシのようなバラエティなものにはとてもいいアクセントになる。非常にバランスの良さを感じた。窓際のカウンター席を利用していたのだけど、目の前には港や紀伊大島も眺められ、充実したランチタイムを過ごせて非常に満足できた。
2021.07