唐揚定食

ボリューム満点、飽きのこない秘伝タレの唐揚定食

はまなす食堂

青森県三沢市鹿中

青森の太平洋側、三沢の港の近く、幹線道路沿いの「はまなす食堂」に入ってみた。近くにランチが食べられる店はないかとキョロキョロしていたところたまたま通りかかって見つけた。看板に「秘伝タレ」と書かれた唐揚が自慢らしい。その看板に釣られて入ってみると、まだ昼前だったので他に客はいなかった。そして「当店お奨めメニュー」という中に「唐揚定食」があった。950円と、ちょっと高めな値段設定。でも、まぁ食べてみようと注文。店内はとても小ぢんまりとしていて、まさに小さな定食屋さんって感じだ。他に「バラ焼定食」や「ホルモン定食」などがあった。そしてしばらくして運ばれてきたものは、見た目こそ普通の唐揚に見えるけど、けっこうなボリューム。唐揚は八個あり、ごはんは大盛りだ。まぁ、この量なら値段分はあるかな。さっそく食べてみると、けっこう熱い。って揚げたてなんだから当たり前。ふーふーしながら食べる。秘伝タレということだけど、意外とあっさりな感じ。確かに美味しいし、ひねりがない分だけ食べやすいし、飽きのこない味だな。ただ、ちょっと薄味かなぁ。もうちょっとガツンと来た方が嬉しかったけど、これはこれで上品な感じで美味いぞ。なにしろ八個もあるんだから、濃い味だと飽きちゃうからちょうどいいのかも。あとはキャベツとレタス、トマト。マヨネーズがついているけど、もう少し欲しい。きゅうりの浅漬けは、こちらもあっさり薄味。味噌汁も薄味だけど、これはこれでちょうどいい感じ。半分食べ終わっても、確かに飽きがこないのでパクパクと行けちゃうぞ。そして最後にはしっかりと完食。うん、わりと王道というかオーソドックスだけど、シンプルに美味い。そしていくらでも食べられそうな、そんな唐揚だった。

2021.08