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漁師丼

行き交う漁船と漁師料理

漁師料理かつら亭音戸店

広島県呉市音戸町鰯浜

呉市から倉橋島に渡ってすぐのところ、橋のたもとに「おんど観光文化会館うずしお」という観光情報施設があったので、立ち寄ってみた。この辺りは島々に囲まれた、なんとものんびりとした雰囲気の場所。こののんびりとした景色を眺めながら食事ができるところはないかと検索すると、この「うずしお」の4階にレストランがあった。海鮮を扱ったお店のようで、入口のメニューはどれも美味そうだ。そんなわけで入ってみる。すると円形の建物の窓側に座敷、内側にテーブル席がある。せっかくなので窓側に座ってみる。4階ということもあり、窓からは海を見下ろす絶景が広がっていた。おおっ、なかなかいい眺めだぞ。漁船が行き交う雰囲気がたまらんなぁ。そんなわけで漁師気分を味わうために「漁師丼」という名前の料理を注文。これは漬け丼のようなものかな? 深いどんぶりのごはんの上にはこま切れになった醤油漬けの魚が乗っている。「わさび醤油で味がついていますが、薄いようなら醤油をかけてお召し上がりください」とのこと。「醤油漬け」なので茶色で見た目は鮮やかではないけど、見てみるとブリや白身魚とか色んな魚種が混ざっているようで、とても旨そうだ。そして上にはイクラと刻みのりがまぶしてある。さっそく食べてみると、醤油はしっかりと染みてはいるけど、少し薄めの味。でも、個人的にはちょうどいい感じだったので、醤油を追加する必要はないな。やっぱり鮮度がいいのか、刺身は小さいけどコリコリと歯ごたえがいいので、とても食べやすくて美味しい。長閑な海を眺めながら、贅沢に食事ができたぞ。
2021.10