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ミックス豚丼

炭火の芳ばしさと味のしみ込んだ甘辛い肉

炭火焼豚丼専門店 ぶたいち 帯広本店

北海道帯広市大通南

帯広で有名な食べ物のひとつに豚丼がある。甘辛いタレのかかった豪快な豚丼が食べたい。という思いで帯広に向かった。市内には有名な豚丼がいっぱいあるし、小さな個人店でもオリジナルの豚丼があったりして、実際にどこで食べようかすごく悩む。そんな中で見つけたのが「ぶたいち」。黄色い派手な看板が目を惹き「豚丼一番」というネーミングにも惹かれる。週末の昼をちょっと過ぎたぐらいの時間だったけど、幸いにも行列はなく、ちょっと待てば入れそうだったのでここに決めた。店の前には二組ぐらいが待っていて、10分も待たないくらいで順番が来た。店内に入ると自動券売機があってそこで食券を買うと従業員が案内をしてくれるようだ。メニューは、ロース、バラ、ヒレ、特上ロースなどがあった。ロースとバラのミックスもあったので、それを注文。ごはんの量も選べるけど、普通サイズにしておいた。けっこうがっつりと肉の乗ったどんぶりと、味噌汁、沢庵がついてきた。見た目のインパクトはけっこうある。そして香ばしい匂いが何ともいえず食欲を誘う。炭火焼きなのだろう、ほどよい感じの焦げ臭さが癖になる。さっそく食べてみるとロースの肉が柔らかい。けっこう肉厚なのに歯切れがよくて中まで味がしみ込んでいる。タレに漬け込んでしっかりと肉に味をしみ込ませているらしい。バラの方はけっこう噛み応えのある感じ。脂もたっぷりでガツンとくる感じがいいね。かなり濃い味の甘辛さなので、卓上に用意してある飛騨山椒がピリリとちょうどいい。肉がかなり豪快に乗っているので、ごはんが物足りなく感じるかも。がっつりと行きたいなら大盛りの方が良さそう。ちなみに茶漬け用の「だし汁」もあって、豚丼を半分食べてから、だし汁で茶漬け風にして食べることもできるらしい。いろいろとこだわりを感じる店で、人気があるのも納得の一杯だ。
2021.11