1. トップページ
  2. 腹八分目
  3. 味噌かつ丼きしめんセット・おふくろ茶屋(赤塚PA上り)

味噌かつ丼きしめんセット

名物コンビでお腹もいっぱい

おふくろ茶屋(赤塚PA上り)

愛知県豊川市市田町

高速道路ではサービスエリアがグルメスポットとして人気があるけど、意外と小ぢんまりとしたパーキングエリアでも美味しいものに出会えることがある。東名道を走っていて赤塚パーキングエリア(上り)に立ち寄ってみると、小さなパーキングエリアながらも、コンビニや吉野家があったりと、意外と充実している。食事は吉野家だけでなく、隣接して定食屋もあるので、トラック運ちゃんや営業マンもよく利用するらしい。定食屋は「おふくろ茶屋」という名称らしく、素朴な家庭料理みたいなものが食べられるのかなと想像しちゃう。メニューの写真をみると、味噌カツやエビフライなど、愛知のグルメをテーマにしているようだった。どれも旨そうなものばかりで、こうなるとちょっと悩んでしまう。とりあえず王道を攻めてみようかと、味噌カツ丼きしめんセットを注文。けっこうがっつりとボリュームがありそうだ。券売機で食券を買って、サッと厨房に差し出す。混んでない時間帯だったので、すぐに出てきた。見た目に超がつくほどオーソドックスな感じが、地味で楽しい。まずはきしめんから食べてみようかな。鰹節の香りがすごく強くて芳ばしい。さっそく食べてみると、たしかに平たいきしめんだ。名古屋のきしめんとはちょっと違うような気がするけど、まぁとりあえずきしめんだ。ペロペロと平べったく長い麺がうまい。厚みはそれほどでもなく非常に食べやすい。小さなカマボコ一切れとワカメ、鰹節、ネギだけのシンプル極まりない素朴さが逆にいい。汁はちょっと濃いめかな。とにかく鰹節がうまかった。続いて味噌カツ。こちらもけっこうガッツリと味噌がかかっている。手前に味噌だまりがあるので、見た目以上に味噌がいっぱい。こっちもけっこう味が濃いので、喉が渇くな。味噌はこちらもオーソドックスな赤味噌。わりと癖のない赤味噌なので、普段食べ慣れていない人でも、そんなに抵抗はないんじゃないかな。カツはサクサクとしっかりと揚がっていて、それでいて厚みもまぁまぁ。やはりガッツリといきたい人にはちょうどいいんじゃないかな。このセット、どちらも普通のボリュームがあるので、やはり食べ終えた後はとにかく満腹。めちゃくちゃ旨いのか?と聞かれると、まぁまぁって答えになってしまうけど、とにかく標準的な旨さなので、愛知っぽい何かをがっつり食べたいという人にオススメかな。
2022.05