ハーフ丼(鉄火丼、漬けゴマ丼)

ゴマの風味とさっぱりとしたマグロが美味

まぐろ食堂てん　宇多津店

香川県綾歌郡宇多津町浜八番丁

瀬戸大橋を渡って四国に入ってすぐの宇多津町は、丸亀市と坂出市に挟まれた小さな町だ。そんな小さな町なのに香川県でも屈指の経済都市なんだそうな。かつては塩田が広がり、塩が名産品だったらしい。そんな宇多津を通りかかった際に見つけた「まぐろ食堂てん」が気になる。県道沿いにある小さな店なんだけど、やたらと派手な看板で目立っていた。それなりの人気店のようだけど、昼の時間は過ぎていたので行列などは無かった。そんなわけで軽く食事をしようと入ってみることにした。日曜日の午後２時を過ぎているくらいだったが、ほぼ満席状態。カウンター席に案内された。メニューはマグロばかりだけど、鉄火丼やポキ丼などけっこうバラエティに揃っているようだ。これは悩む。めちゃくちゃ悩む。どれも旨そうだ。するとハーフ丼というものを見つけた。いくつかの選択肢から２つを選んで半分ずつ食べられるというものだ。これは欲張りだ。そんなわけで、ハーフ丼の「鉄火丼」「漬けゴマ丼」をチョイスしてみた。ごはんの量も選べるようだが並盛にしておいた。すると、味噌汁、漬物、生卵と一緒にどんぶりが出てきた。真っ赤なマグロが輝いている。生卵はどうするんだろう？そのままかけるのかな？ユッケみたいにして食べられるのかもしれない。まぁ、とりあえず食べてみる。漬けの方はちょっと筋が多い感じがあるけど、ゴマの風味が際立って美味しい。鉄火の方はしっとりと柔らかく臭みのない感じだ。キハダマグロを利用しているとのこと。うん、なかなか美味しい。生卵はそのままかけて食べてみた。あっさりとしたマグロに卵の濃厚さが加わって、これもいいね。そんなわけで、お得に美味しくマグロを堪能。ごちそうさまでした。

2023.12