新潟冷やしふのりそばとミニいくら丼セット

ふのりをつなぎに使用したコシの強い蕎麦

ゆうかりレストラン　オアシス

新日本海フェリーゆうかり

夏休みを利用して北海道旅行を楽しんだ。帰りは苫小牧からフェリーで新潟へ。東日本海フェリーの「ゆうかり」で優雅な海の旅。総トン数18229トンという、超大型のフェリーなので、ほとんど揺れを気にすることなく快適なクルージング。さて、クルージングの楽しみのひとつに食事がある。今日はランチをレストランで食べることにした。レストランのメニューは寄港する港の郷土料理をラインナップし、北海道、秋田、新潟、敦賀をイメージしたものが多かった。そこで今回注文したのは「新潟冷やしふのりそばとミニいくら丼セット」。新潟のご当地そばだ。ふのりをつなぎに使っているのでコシの強い食感が特徴とのこと。冷やしそばなので、冷たい汁の中にそば、そして上にはネギ、大根おろし、かつおぶし、ワサビが乗っている。かつおぶしは厚めにスライスされ、食感にもインパクトを与えてくれている。そしてこれらが絶妙な仕事をしてくれていて、とても旨い。このバランスはかなり計算されている感じがした。やはりこの噛み応えのあるほどコシの強いそばが旨い。こんなにコシが強いのに硬いのとは違い、その歯応えが旨いのだ。それぞれの薬味もまた、それらを引き立たせてくれている。冷やしならではの相乗効果だ。ミニいくら丼も、シンプルながらも存在感もしっかりアピール。ぶちっとはじけるイクラの食感はたまらない。ボリューム的にも満足感があり、青い海を眺めながら優雅に美味しく食事をすることができた。

2024.08