カツカレー

昭和にタイムスリップ！大学脇の食堂

伊勢屋

埼玉県川越市小堤

東洋大学川越キャンパスのすぐ近くに、昭和にタイムスリップしたような小さく素朴な食堂を見つけた。いったいいつから営業しているのか、時代に取り残されたかのようにポツンとある小さな食堂。中に入るとおばあちゃんが椅子に座って編み物をしていた。とても元気そうだけど、腰も曲がってかなりしんどそうだ。客は大学生が多いようだが、昼前は狙いどき。おばあちゃんひとりで切り盛りしているようなので、他に客がいると待たされることもあるようだ。ここはとにかく値段が安い。おそらく儲けようとは思っていないのかな。つい最近、ちょっとだけ値上げしたけど、それまでカツ丼やカツカレーなどワンコインで食べられたのだ。しかもボリューミー。定食類もいくつかあるけど、どれもリーズナブル。どれも味付けはけっこう濃いめで、素朴で、家庭的な感じ。今回はカツカレーを注文。大盛りにしなくてもこのボリューム。カレーは中辛かな？それなりにスパイシーだけど、わりとマイルド。ガツンとは来ない。ルーはしっかりとタマネギの形が残っているので、ちゃんと手造りっぽい。カツはけっこう大きいけど、厚みは普通。ちょっと肉は硬め。特別美味しいってわけでもないけど、普通に美味しいし、ボリュームもあって、これでこの値段は凄すぎる。何気に通いたくなる、閉店して欲しくない店だ。

2025.05