群馬県
かわらゆおんせん・しょうてんさまろてんぶろ
川原湯温泉・聖天様露天風呂
ダムの底へと消え行く温泉街の名物露天風呂
数年後にダムの底その川原湯温泉にある露天風呂。川原湯温泉駅から温泉街に向かってのぼっていった先にあり、道路からさらに山を登ったところにある森林浴も兼ねられる温泉。露天風呂へ行く入り口には門があり、利用時間外は閉まっている模様。利用時間は午前6時半から午後9時までとのことでした。入り口は狭いので、はじめて行く人には分かりづらいでしょう。かく言う自分もはじめはなかなか見つけられず通りすぎてしまったのでした。露天風呂へ続く坂道を登って行くと木造の風情のある建物があり、下駄箱と脱衣所と湯舟と屋根があるだけだが、どことなく落ち着いた雰囲気。脱衣所は棚があるだけで、男女の隔ても無く湯舟に面しているので女性の方は着替えづらい面があるが、みんなうまく工夫して着替えているようだ。ここは混浴だが、水着は禁止と注意書きされているのでタオルを巻いて入っている人が多いようだ。湯舟は石で囲まれていて、一応屋根があるが壁などは一切無い作りになっていました。周りは木が覆い茂っているので、眺めが良いということはないけど森林浴が同時に楽しめるといったら大袈裟かなぁ。夏は蚊がいて刺されてしまったので、落ち着いて入れなかったこともあった。に沈んでしまうという温泉地、川原湯温泉。お湯はちょっと濁っているようだったが、湯口からは透明なお湯が出ていたのでただ汚れていただけなのかもしれない。温度はものすごく熱かった。飲用できるのか杓子が用意されていたが、とても冷まさずには飲めないくらい熱かった。猫舌の自分には味覚を感じる余裕が無かったけど、硫黄の臭い以外はとくに強く感じる味はないように思われました。ということで、湯舟には水道水なのか蛇口とホースがありそこから水が足されてうめられていたのでした。温度の調整はそれでできますがもともとが熱いので、しばらく水道が止められていたりすると冷ますのに時間がかかるみたいです。混浴がどうしても苦手な方は男女別の共同浴場の「王湯」が近くにあるのでそちらを利用するのもいいでしょう。
掲載: 2000/06/26
Data
- 所在地:群馬県吾妻郡長野原町川原湯
- 入浴 :2000年6月
- 泉質 :カルシウム・ナトリウム−硫酸塩・塩化物泉
- 形態 :露天風呂 混浴
- 脱衣所:あり(湯舟の前に簡素なもの)
- 開放度:☆☆☆☆
- 清潔度:☆☆
- 気軽度:☆☆☆
- 野趣度:☆☆☆
- 異色度:☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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