新潟県
つばめおんせん・おうごんのゆ
燕温泉・黄金の湯
山の中腹にある観光名所の露天風呂
標高が1100mと周辺で最も高所にある温泉が燕温泉。湯治の湯として歴史が深いが、現在ではスキーのメッカとして人気があり、また妙高山登山口として多くの登山客を迎え、一年を通して客足の途絶えないところ。この燕温泉の温泉旅館街を抜けた山の中腹にある露天風呂が黄金の湯。大変人気が高く観光名所にもなっているので、入浴はタイミングよく入らないと特に女性の方は入りづらいでしょう。温泉街からは徒歩で約3分程度だが、温泉街からもさらに急な坂道を登るので、振り返るとものすごい素晴らしい景色がひろがる。朝方は一面に広がる雲海を眺めて神様にでもなったような気分が味わえる。「黄金の湯」と書かれた看板の先に大きな石で囲まれた露天風呂があり、一応男女別の入口と簡素な脱衣所がある。湯舟も男女別だけど大き目の石で仕切ってある程度なのでお互い丸見えです。ですのでここは混浴と考えた方がいいでしょう。湯舟の大きさはそれぞれ15人ぐらいが入れる感じで、深さが膝くらいまでとけっこう浅いです。湯が白く濁っていて底が見えないのでもっと深いのかと思ったのでびっくりしました。湯の色は白というよりはクリームソーダ色って感じかなぁ。湯舟に入るとけっこう底に堆積物があったりして、ちょっと動くとその堆積物が舞い上がってますます濁ってきた。しばらく静かにしているとすぐに落ち着いてくるが、足やお腹などが堆積物で白くなった。温度がわりとぬるい感じなので長湯には向いているかも、なんて思っていたらちょっと入っているだけで体が温かくなり、汗が出てきた。温熱効果は抜群かな? 湯舟の奥の岩からお湯が注がれているので桶に汲んでみると、透明の湯なんだけど白い湯ノ花がいっぱい混じっている。油臭というか独特の臭いがあるけど、ちょっと口に含んでみると味はけっこうまろやか。目の前は緑豊かな大自然が広がりとても素晴らしいロケーションですのでマナーを守って大切に利用しましょう。
掲載: 2000/08/18
Data
- 所在地:新潟県中頸城郡妙高村関山
- 訪問 :2000年7月
- 泉質 :含土類石膏泉 源泉45度
- 形態 :野天風呂 混浴・女性用
- 効能 :リウマチ・脚気・神経痛・婦人病など
- 脱衣所:あり(女性用あり)
- 開放度:☆☆☆☆☆
- 秘湯度:☆☆☆
- 景色 :☆☆☆☆
- 評価 :☆☆☆☆
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