大分県
まきのとおんせん・くじゅうかんこうほてる
牧の戸温泉・九重観光ホテル
露天風呂から眺める九重連山と沈む夕陽が最高
右に左にと素晴らしい高原の景色が続くやまなみハイウェイ(県道11号)にある九重観光ホテル。標高1200メートルというので、けっこうな標高があるようです。このホテルの裏手からは温泉の湯けむりらしきものが、もくもくと豪快にあがっていて、なかなか貫禄を感じます。ここの温泉は九重の雄大な自然を湯船から望められるという露天風呂が自慢とのことです。浴室は正面フロントより階段をおりた奥に大浴場があります。右側が男湯、左側は女湯になっていました。扉をあけると洗面台だけがある前室があり、もうひとつ奥の扉をあけると脱衣所になっていて一番奥に大浴場があります。浴室は右壁側に打たせ湯があり、正面には大きな湯舟がどーんと構えています。外側は大きなガラス戸になっていて、その外へ出ると岩風呂の露天風呂がありました。男湯には内湯にありましたが、女湯には露天風呂に打たせ湯があるそうです。ずいぶんと標高が高いということで、サラッとした冷たい風がスルスルっと駆け抜けます。火照った体に爽風を浴びながら露天風呂に浸かっていると、ストレスや疲れなどは風とともに飛ばされて、気分も上々って感じになってきます。目の前には九重連山が広がり、とても開放的な景観の相乗効果もあるかもしれません。沈む夕日は格段と美しいようで、ここの露天風呂は夕暮れに入るのがオススメだそうです。湯は単純硫黄泉で、サラサラとしており、無色透明なのですが、白い湯の華のようなものが舞っていました。舞っているというよりは沈んでいるというのが正しいのかな。源泉は98度もあるとのことですが、湯舟は少し熱いかなぁ程度でした。この熱さと高原の冷たい空気が絶妙にマッチしてとてもよかったです。
掲載: 2001/11/16
Data
- 所在地:大分県玖珠郡九重町
- 入浴 :2000年10月
- 泉質 :単純硫化水素泉
- 形態 :温泉ホテル 男女別
- 効能 :神経痛・関節痛・筋肉痛など
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 景色 :☆☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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