山形県
しょうないいこいのむらおんせん・いこいのむらしょうない
庄内いこいの村温泉・いこいの村庄内
広大な敷地を誇るレジャー施設で1日のんびりと
羽越本線の鶴岡駅や山形道の鶴岡インターチェンジからクルマで20分弱のところ、湯野浜温泉のすぐ近くにある人気の公共の宿がいこいの村庄内です。広い敷地内には10万株もあるというチューリップ畑や農園、野鳥の森や多目的広場などレジャー施設も整っていて週末は家族連れで賑わうところです。施設そのものは昭和52年にオープンしましたが、その後平成9年に温泉を備えた大浴場や露天風呂を新設されたそうです。独自に掘削した温泉はすぐ近くの湯野浜温泉とは別源泉になっているそうです。浴室の前には飲泉場が用意されコップも備え付けられていました。けっこうぬるめの湯がかけ流されていて、無色透明で臭いは特に感じなかったけど味はまろやかにしょっぱい食塩泉でした。飲泉場を挟んで左右に浴室があります。右側の露天風呂は桧風呂で左側の露天風呂は岩風呂になっていて日替わりで男湯と女湯が入れ替わるシステムになっていました。浴室内は白い丸いタイルを基調としていて窓も大きいのでとても明るい感じです。湯舟は2つあり底から泡が出てくる気泡浴もあります。室内はわりと広いのですが、湯けむりがけっこうこもってます。浴室の隅にはサウナもありました。露天風呂へは浴室から出られます。訪れたのは11月のはじめだったのですが冷た〜い風が肌にしみます。浴室は露天風呂とともに建物の2階にあり周囲は林に囲まれていますが一応目隠しの様にぐるりと壁で囲まれているので湯舟に浸かると空しか見えません。しかし立てば林が見えます。さらに屋根もあるのですが、屋根の中央はガラス張りになっていて明りが射し込みます。露天風呂は桧風呂も岩風呂も内湯より塩素の臭いが強く感じる気がします。湯はさらりとしてさっぱりした感覚でした。
掲載: 2002/12/30
Data
- 所在地:山形県鶴岡市千安京田字竜花山
- 入浴 :2001年11月
- 泉質 :ナトリウム-塩化物温泉(食塩泉)
- 泉温 :源泉40.1度
- PH :8.4
- 蒸発残留物:1225mg/kg
- 形態 :温泉宿泊施設 男女別
- 効能 :きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆
- 秘湯度:
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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