茨城県
ぶんぶくの湯
ぶんぶくの湯
美味しいお蕎麦が自慢。怪しいムード満点の温泉宿
笠間市の郊外、コンビニ脇の細い路地へ入り200メートルほど進んだ林の中にある温泉施設がぶんぶくの湯です。昭和58年に開店した美味しい手打ち蕎麦が自慢の日帰り温泉施設ですが、宿泊もやっているそうです。途中にある看板はかなり派手なもので秘湯が謳い文句にもなっているようですが、看板だけ見るとあまりあてにならないような感じがします。しかしいざ辿り着いてみると見かけは少し鄙びた民家風で裏に駐車場があるのですが、その佇まいはやっぱり秘湯と言っても過言ではないような怪しさがありました。その怪しいムードとはまた裏腹にそれほど広くはない駐車場にはクルマが溢れています。そのまま脇の入口から入るとすぐに浴室の入口がありました。しかしどこが受付なのでしょう?勝手がわからずにウロウロしてしまいましたがそのまま奧に進んで調理場の入口で声をかけて入浴料を払いました。脱衣所、浴室ともかなり寂れていて怪しい雰囲気があります。浴室は小ぢんまりとしたもので家庭の風呂が少し大きくなったという感じです。湯舟は木の香りが漂うヒノキ風呂でした。湯は無色透明で目立つような特徴はありませんでした。湯はすでに湯舟に溜められていて常に注がれているわけではありません。このときはなかなか適温になっていましたが、湯も水も蛇口にすぐ脇にあるので調節可能です。あまり温泉らしさは感じませんが、弘法大師が発見したという鉱泉なんだそうで、ぶくぶくと湧き出る鉱泉から「ぶんぶくの湯」と名付けられたというなんとも眉唾ものの温泉なんです。ここはどうやら近所の方々の宴会の場所となっているらしく大きな休憩室ではカラオケなどで盛り上がる老人の方々が大勢いるのにはびっくりしました。
掲載: 2003/03/09
Data
- 所在地:茨城県笠間市大渕
- 入浴 :2002年5月
- 泉質 :ヒドロ炭酸、塩素イオン、カルシウム、ナトリウム
- 形態 :温泉施設(宿泊可) 男女別
- 効能 :腰痛、肩こり、皮膚病、胃腸病、冷え性、美肌、アトピーなど
- 露天風呂:なし
- 開放度:☆
- 清潔度:☆☆
- 気軽度:☆☆
- 穴場度:☆☆
- 鄙び度:☆☆☆
- 秘湯度:☆☆☆☆
- 素朴度:☆☆☆
- 異色度:☆☆☆
- 人気度:☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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