北海道
おそうしおんせん・しかのゆそう
オソウシ温泉・鹿乃湯荘
林道を抜けた大自然の中にある豪快な露天風呂でのびのびと
新得からトムラウシ温泉へ向かう途中、岩松湖手前で林道へ入ります。未舗装の道をひたすら奥に進んでいった先にようやく見えてくるのがオソウシ温泉鹿乃湯荘です。かなり辺鄙な場所なので途中でホントに存在するのかどうか不安になってしまうほどですが、辿り着くと突然開けてわりと普通の温泉宿的な雰囲気の場所なので少々驚きます。「鹿の湯」の名前どおり建物の入口には大きな鹿の剥製が出迎えてくれていました。浴室は内湯と露天風呂があります。内湯は6〜7人ぐらい入れる湯舟があります。タイル張りの一般的な浴槽ですが、奥のライオンの頭の湯口がおちゃめです。温度は40度ほどでゆっくりと浸かることができますが、室内は熱気がこもっていて汗が噴き出してきます。内湯の奥には洗い場の部屋がありました。シャワーと洗面器、イスがいくつか用意してあるだけのシンプルな設計です。その洗い場を抜けると露天風呂に出れます。露天風呂は手前に1つ、奥に1つの湯舟があり、手前側のは簡易的に仕切られていて一応男女別になっていますが、奥の湯舟は仕切りも何もないので混浴になっています。奥の湯舟は源泉浴槽になっていてとてもぬるい温度です。広さもあるのでプールのような感じです。温度は26.4度ありました。真夏でも山間という立地柄とても涼しいこの場所でその温度ではさすがに入れないだろうと諦め半分でしたが、いざ浸かってみるとそれほど寒くはありません。それどころか慣れてくるとちょうどいい感じです。脇には湧き出たばかりの湯がジャンジャンと掛け流されていてなかなか豪快です。源泉浴槽のへりは湯の華が付着しています。源泉をすくって口に含んでみると、かすかに硫黄っぽいような甘味がありました。ここの湯はペーハーが10という強アルカリ性ということでとてもツルツルとした浴感が味わえ気持ちがいいです。最近ではアトピーに効果があるという噂で湯治客が多いそうです。周りは完全な森なのでホントに静かで、のんびりと森林浴を楽しみながら温泉浴ができちゃうという一石二鳥の温泉です。
掲載: 2003/04/26
Data
- 所在地:北海道上川郡新得町
- 源泉名:鹿の湯
- 入浴 :2002年8月
- 泉質 :単純硫黄泉(緊張性低張微温泉)
- 泉温 :源泉28.0度
- 湧出量:毎分60リットル
- PH :9.97
- 蒸発残留物:0.224g/kg
- 形態 :温泉宿 (内湯)男女別 (露天風呂)男女別・混浴
- 効能 :(浴用)リウマチ性疾患、慢性中毒症、糖尿病など
(飲用)糖尿病、痛風および尿酸素質、慢性便秘など - 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆
- 穴場度:☆☆
- 野趣度:☆☆☆
- 鄙び度:☆☆
- 秘湯度:☆☆☆☆☆
- 疲労度:☆☆☆
- 湯治度:☆☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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