兵庫県
あわじいちのみやおんせん・ぱるしぇかおりのゆ
淡路一宮温泉・パルシェ香りの湯
西洋のお城のような優雅な温泉施設
淡路島の西側、一宮町に湧く温泉が淡路一宮温泉です。パルシェ香りの湯は郊外の少し離れたところにある施設ですが、宿泊できる施設やレストラン、売店もある大きな施設になっています。夕暮れ時に訪れたのですが、大きな建物はライトアップされていてなんだか見た目は怪しいホテルのようにも感じました。中に入り脱衣所に入ると大きくカーブした通路にコイン式ロッカーがずらりと並んでいます。かなり人気があるようで人も沢山いましたが、それなりに大きいところなのでそれほどギュウギュウという感じはしませんでした。奥に進むと内湯と露天風呂への入口がありました。露天風呂へは脱衣所を通らなくても内湯からも出られるようになっています。内湯には大きなガラス窓があり、日中は景色がすごくよいところのようです。湯舟はとても大きくて気泡浴もついていました。また浴槽の隅にはあのビリビリと痺れる感覚が気持ちいい、電気風呂もありました。湯はほとんど無色透明だけどツルツル感が楽しめる弱アルカリ性の美人湯です。露天風呂は自慢のハーブの湯が楽しめます。まず手前にあったのが円形の屋根付き風呂でここはレモンの香りがありました。ハーブは季節によって違う種類のものが使われるのかもしれません。奥には二段の湯舟があり、ここはラベンダーの香りの湯でした。ハーブ湯なんて鼻っから期待していなかったのですが、外気とともに漂ってくるハーブの香りもなかなか悪くないですね。気分もずいぶんと安らいできて、ついついウトウトしてしまいます。露天風呂の奥にはサウナと水風呂があります。サウナは高温サウナで、室内は広くテレビもついています。サウナにテレビがついているとついつい長くなってしまうんですよね。脱水症状気味になりながらも、外気で体を冷ますのはとても気持ちがいいものです。純粋に温泉を楽しむのもいいですが、たまにはこういったアロマテラピー的な要素もプラスしての温泉もなかなかいいものだと感じました。
掲載: 2003/09/06
Data
- 所在地:兵庫県津名郡一宮町尾崎
- 入浴 :2003年1月
- 泉質 :単純低温泉 低張性 弱アルカリ 低温泉
- 泉温 :源泉28度
- PH :7.83
- 蒸発残留物:0.276g/kg
- ラドン含有量:4.0マッヘ
- 形態 :温泉施設 男女別
- 効能 :神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばりなど
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆☆
- 人気度:☆☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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