新潟県
えちごせきかわかつらのせきおんせん・ゆ〜む
えちごせきかわ桂の関温泉・ゆ〜む
温泉に浸かり友と夢を語り合おう
山形県との県境、新潟県岩船郡関川村は林野に囲まれた自然豊かなところです。村の中心部は重要文化財にも指定されている豪農「渡辺邸」を中心に18世紀の街並みが今でも残されていて観光地にもなっています。その関川村を東西に貫く国道113号線の道の駅「関川 桂の関」にある和風平屋建ての日帰り温泉施設が「ゆ〜む」です。「ゆ〜む」の名前の由来は誰もが「湯」に親しみ、「遊び」と「ゆとり」をもって「友」と「夢」を語り合える場所ということだそうです。道の駅にあるということでクルマでのアクセスが便利で、ドライブ疲れ解消にもってこいの立地です。現代的な和風デザインのとても綺麗で大きな温泉施設で、シアタールームや囲炉裏のある「ふれあいホール」まであります。浴室は内湯と露天風呂がありました。脱衣所にはすりガラスが前面についた鍵付き木造ロッカーがあります。浴室に入るとまず掛け湯が視野に入ります、それと同時に何か鼻をつくような酸味の臭いを感じました。掛け湯そのものは特に臭いも無さそうなので周りを見渡すと赤紫色に染まったジャグジー風呂があります。臭いの原因はどうやらそれのようです。湯舟には何か薬草のようなものが入った布袋が2つ入れてあります。おそらく薬草風呂なんだろうけれども特に何も説明がないので何が入っているのかはわかりませんでした。浴室内は他に大浴槽とサウナ、立ちシャワー、水風呂などがあります。洗い場はけっこう沢山あり、半分は横に衝立のある個人ブース的なものになっています。けっこうシャワーなんか使っていると、気をつけていても隣の人に掛かってしまうものなんですよね。なかなかいい配慮がされているなと思います。外の露天風呂は庭園風の庭の中にあり、一部東屋風の屋根がついています。湯舟は巨石で囲まれた岩風呂で、なかなか風情があっていいものです。湯は無色透明でサラサラとした浴感がある湯です。特に臭いなどは感じませんでした。露天風呂の湯は内湯よりも少しぬる目のようで、ついつい長湯してしまいがちです。露天のスペースには涼み用の長イスもあり、火照った体で夕涼みするのはとても気持ちがいいものですね。浴後は広い畳敷きの休憩室でのんびりと寛ぐこともできますが、シーズン中はけっこう混雑しそうな雰囲気でした。
掲載: 2004/01/18
Data
- 所在地:新潟県岩船郡関川村大字下関
- 源泉名:えちごせきかわ桂の関温泉
- 入浴 :2003年8月
- 泉質 :ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
- 泉温 :源泉74.5度
- PH :7.6
- 蒸発残留物:2001mg/kg
- 形態 :日帰り温泉施設 男女別
- 効能 :動脈硬化症、切り傷、慢性皮膚病、慢性消化病、神経痛など
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆☆
- 人気度:☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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