宮城県
かまふさおんせん・さくらていさくらっこのゆ
釜房温泉・さくら亭さくらっ子の湯
釜房湖の下流、岩盤浴施設も併設した温泉施設
宮城県の川崎町、釜房湖の下流にある温泉が釜房温泉です。釜房ダムの下、国道286号線から秋保温泉方面に向かう道に入ったところに「さくら亭さくらっ子の湯」があります。ここは早朝から日帰り入浴も受け付けているという温泉宿で、小規模ながらも宿泊者だけでなく立ち寄りの客にも人気があるようです。この建物のすぐ隣には「さくら美精苑」という岩盤浴の施設もありました。館内に入って奥に進むと浴室は「殿の湯」「姫の湯」と書かれた大きな暖簾の奥にあります。暖簾の手前側の壁には「岩盤浴」の説明が掲げられていますが、「岩盤浴」は奥の別の施設で、別料金です。浴室には大きめの細長い湯舟があり、黄金の龍のオブジェの湯口から湯が注がれています。湯の注ぎ口の下の方からは泡がポコポコと出ていますが、どういう意味があるのかはわかりませんでした。湯はほんの少し黄色く色づいています。よく見ると湯の華なのかゴミなのかはわかりませんが、ふわふわと漂っているものが少しありました。湯は少し臭いがあるようなないような微妙な感じです。湯はそれなりに湯舟から溢れてはいますが、湯舟には湯の吸い込み口もあるので循環もしているようですね。浴室の前の分析表に加熱濾過と書かれていました。湯はそんなに熱い湯ではありませんが、少しすると汗がよく出ます。かなり温熱効果もあるようです。洗い場はカランとシャワーがあり、ボディソープとリンスインシャンプーが備え付けられています。浴室はガラス窓はありますが、半分くらいはフィルムが貼ってあるって外を眺めることはできません。また見えたとしてもすぐ裏に建物などがあるので景色を眺めるような感じではありませんでした。けっこう自然豊かな場所なので、立地を工夫して露天風呂でも作ればなかなかいい雰囲気だと思うのですがどうでしょう。それでも静かな場所には違いがないので、ゆっくりと温泉を楽しむことができました。
掲載: 2004/01/31
Data
- 所在地:宮城県柴田郡川崎町
- 源泉名:さくら子湯
- 入浴 :2003年8月
- 泉質 :含鉄・二酸化炭素・ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
- 泉温 :源泉37度
- 形態 :温泉旅館 男女別
- 露天風呂:なし
- 開放度:☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆
- 穴場度:☆☆
- 秘湯度:☆☆
- 素朴度:☆☆☆
- 景色 :☆
- 総合評価:☆☆☆
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