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岐阜県

げろおんせん・あしゆのさと「ゆあみや」

下呂温泉・足湯の里「ゆあみ屋」

温泉たまごも出来る多機能な足湯施設
下呂温泉は岐阜県を代表する歴史ある一大温泉地です。兵庫の有馬、群馬の草津と並び、日本の三名泉のひとつとして広く知られています。鎌倉時代の中期、傷ついた一羽の白鷺が湧き出る泉で傷を癒し、村人が発見したという伝説が残っていて、現在でも白鷺は下呂温泉のシンボルとなっています。温泉街は旅館やホテル、土産物屋や飲食店など、歓楽街的な要素も含む大きなもので、観光客にも人気の温泉地となっています。下呂温泉街にはいくつかの足湯が点在し、無料で一般に開放しているものが多々あります。足湯の里「ゆあみ屋」は、温泉街の中心部を貫く阿多野谷の右岸にある足湯と土産物屋です。足湯は一般の方々に24時間無料で開放されています。ここは土産物を扱うお店ですが、手ぬぐいや、民芸品、古布雑貨など、おしゃれな和風の小物が置いてあり、若い世代を中心にとても人気があるそうです。また、タオル、温泉たまご、陶器のスプーン、あぶらとり紙、ミニバックをセットにしたお得な足湯グッズもあります。足湯の施設はお店の前の広くなった軒下部分に造られていて、レトロなレンガ調の土台や、スポットライトによるライトアップなどが、とてもモダンな雰囲気を醸し出していました。湯舟は店の入口の左壁側にあり、半円形をしています。湯舟の中央に沈められた岩の穴から湯が注がれていて、それを取り囲むように座席がありました。座席は木製の板になっていて、10名ほどが利用できるとても大きなものです。湯は無色透明で、少々ツルツル感のある感触の良い湯でした。足湯にしては少しぬる目のような気がしますが、しばらく入っていると体が温まってきました。それから、足湯の反対側、店の入口の右側にはレンガで組まれた温泉たまご体験コーナーがありました。生たまごを沈めておくと、およそ17分ほどで温泉たまごができあがるのだそうです。店内にはカフェコーナーもあるので、温泉たまごをつくっている間や、足湯であたたまった後などは、ジュースやカキ氷、ソフトクリームなどをいただくこともできます。何はともあれ、温泉街を散策するなら、是非とも立ち寄ってみたいオススメのスポットです。
掲載: 2007/03/03
Data
  1. 所在地:岐阜県下呂市湯之島
  2. 入浴 :2005年9月
  3. 泉質 :単純温泉(緩和性低張高温泉)
  4. 泉温 :源泉84度
  5. 形態 :足湯 混浴
  6. 効能 :神経症、病後回復期、疲労回復など
  7. 脱衣所:なし
  8. 開放度:☆☆☆
  9. 清潔度:☆☆☆
  10. 気軽度:☆☆☆☆☆
  11. 人気度:☆☆☆☆
  12. 景色 :☆☆☆
  13. 総合評価:☆☆☆