大阪府

みのわのさとおんせん

箕輪の里温泉

大阪初の冷凍サウナが気持ちいい
「箕輪の里温泉」は、東大阪市、住宅地の一角にある日帰り温泉施設です。国道308号線から八尾枚方線に入り、そこからさらに脇道に入ったところにあります。看板はあるものの、メインの通り沿いではないので、ボーッとしていると通り過ぎてしまいそうなところにありました。平成13年(2001)にオープンしたという新しい施設で、3階建ての大きな白い建物は、蔵をイメージした造りになっていました。駐車場はその1階にあり、正面のエレベータで2階にあがります。館内に入るとまずはシューズロッカーに履物を入れます。広い食事処兼休憩室を抜けると受付がありました。受付ではシューズロッカーの鍵と引き換えに脱衣所のロッカーの鍵が手渡されるシステムになっていました。受付の奥にまた少し小さな休憩スペースとその両サイドに浴室入口があります。右が男湯で左が女湯になっていました。脱衣所には沢山のロッカーが並んでいてその奥にテレビがあります。広くてとてもきれいで清潔的な印象です。浴室は階段を上った3階にありました。まずは洗面台の並んだスペースがあり、立ちシャワー、掛け湯と続きます。その奥に洗い場、湯舟と続きますが、入口脇にはサウナと水風呂がありました。サウナは遠赤外線のドライサウナと冷凍サウナの二種類がありました。冷凍サウナがあるのは珍しいと思ったら、ここは大阪で初の冷凍サウナだそうです。冷凍サウナとは普通のサウナと逆で、とても冷たいのです。マイナス10度ほど冷気に包まれ、まるで冷凍庫に入っているようなイメージです。まずはドライサウナで発汗させ老廃物を排出したあとに、冷凍サウナで肌を引き締めることにより、健康に良い効果があるそうです。浴室内には洗い場がけっこう沢山あります。ボディソープとリンスインシャンプーが備え付けられていました。湯舟はスーパー銭湯のように種類も豊富で、ゆったりと仰向けに入浴し、背面からジェット噴流で全身を揉みほぐすストロングバスや備長炭入りの深さが90センチほどある湯舟、そして一部にバブルバスの付いた大きな浴槽や、ボディバス、電気風呂などがありました。湯はクリア感はあるものの、ちょっとくすんだ黄色い湯で、何となくおしっこみたいな色をしています。もちろんおしっこではありませんが、湯には少々モール臭もありました。肌に触れると微妙にツルッとするアルカリ性の湯で、肌触りも申し分ありません。湯口が無いので温泉は循環式のようですが、軽く舐めてみると微妙な甘さを感じました。オーソドックスなタイル張りの浴室ですが、所々の照明がワンポイント的に雰囲気をつくっていました。小さいながらも露天風呂もあります。内湯に比べほんと狭い露天風呂です。ここは岩風呂調のもので、2〜3名でいっぱいになってしまう狭隘なものです。設備は申し分ないほど充実していますが、料金はかなり手頃な設定で、いつも混雑しているようです。ちなみに館内には手もみマッサージやオイルマッサージのコーナーもあるので、日頃のストレスや疲れを癒してくれる存在になるでしょう。
掲載: 2007/04/22
Data
  1. 所在地:大阪府東大阪市古箕輪
  2. 入浴 :2005年11月
  3. 泉質 :単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
  4. 泉温 :源泉44.9度
  5. 湧出量:毎分480リットル
  6. 掘削深度:1030メートル
  7. 形態 :日帰り温泉施設 男女別
  8. 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺など
  9. 露天風呂:あり
  10. 開放度:☆☆
  11. 清潔度:☆☆☆☆
  12. 気軽度:☆☆☆☆
  13. 人気度:☆☆☆☆
  14. 景色 :☆
  15. 総合評価:☆☆☆