山形県
しんたかだおんせん・すーぱーほてるやまがたえきにしぐち
新高田温泉・スーパーホテル山形駅西口
温泉付きのビジネスホテルで、仕事の疲れもリフレッシュ
山形駅の西口を降りてすぐ、とてもリーズナブルなビジネスホテルチェーンの「スーパーホテル山形」には、「天然温泉」の文字がとても大きく表示されていて目立っています。ビジネスホテルの中にある温泉なので、宿泊者しか利用できませんが、アクセスが非常に楽で格安の宿泊料なので、ビジネスに限らず観光の拠点としても便利で敷居の低いホテルです。ビジネスホテルといっても、館内の施設やサービスはとことん合理化されていて、安い利用料金ながらも満足度の高いホテルだと思います。浴場は1階にありますが、実は一箇所しかなく時間帯によって男湯と女湯とに入れ替わるシステムとなっています。チェックインから夜間までが女湯、夜間から早朝にかけて男湯、早朝からチェックアウトまでが女湯となっていました。男性は夜になるのを待ってからの入浴となりますね。浴場は「花笠の湯」といういかにも山形らしい名前が付けられていました。脱衣所は鍵のかかるロッカーが並び、洗面台もそれなりに大きなもので、小ぢんまりとはしているもののあまり狭苦しさはありません。ハンドタオルとバスタオルが山積されているので、部屋からタオルを持っていく必要はありません。浴場は小さな内湯のみですが、6〜7名はゆったりと入れる大きなもので、手前側に洗い場がありました。浴室内はタイルに囲われたシンプルなスタイルで、外窓がまったくないのでちょっと閉鎖的ですが、湯舟の外側に内窓みたいのがあって、砂利敷きに陶器のオブジェなどがディスプレイされている坪庭みたいのがありました。湯舟には薄茶色っぽく濁った湯があり、加水なしで加熱循環をしているようですが、2日に一度のペースで湯槽の入れ替えを行っているそうです。けっこう新しい施設のわりには、湯舟や周囲の床の汚れが目立ちます。汚れというよりも温泉成分の堆積のようです。見た目以上に濃厚な湯であることがわかります。この温泉は、寒河江市に湧く温泉を輸送してきたもので、この地から湧くものではありませんが、やはり宿泊で温泉が利用できるというのはとてもありがたいものです。塩分を含む温泉ということで、非常に体があたたまり、気持ちよく床に就くことができました。
掲載: 2009/06/07
Data
- 所在地:山形県山形市双葉町
- 入浴 :2008年6月
- 泉質 :ナトリウム−塩化物温泉
- 泉温 :源泉50.3度
- PH :6.9
- 蒸発残留物:7473mg/kg
- 形態 :ビジネスホテル 男女交替制
- 効能 :きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
- 露天風呂:なし
- 開放度:
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆
- 景色 :
- 総合評価:☆☆☆
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