群馬県
たにがわおんせん・みずきこうかんあしゆ
谷川温泉・水紀行館足湯
長〜い丸太をそのまま刳り貫いた豪快な湯舟
水上温泉街の入口、国道291号線沿いにある道の駅「みなかみ町水紀行館」には、駐車場の一角に足湯施設があります。冬季は閉鎖していますが、春から秋にかけて無料開放している足湯施設で、いつも観光客で賑わう人気のスポットとなっています。ドライブの途中に気軽に立ち寄れるのがありがたいですね。道の駅には観光情報や物産館をはじめ、淡水魚の水族館や高さ8メートルの室内ロッククライミングホールがあるなど、充実した施設となっています。足湯施設は、広大な駐車場の河原寄りにあります。横に細長い施設で、屋根もあるので多少天候が悪くても利用可能ですし、夏場は直射日光も防げます。湯舟は細長いものが一本あり、その片側に腰掛があります。湯舟の長さは10メートルぐらいはあるでしょうか、けっこう長いです。そして驚くことによく見てみると、その湯舟は一本の木からできているようなのです。丸太をそのまま縦に割り、刳り貫いて作られたようですね。そして根っ子に近い側に湯の注ぎ口があり、トロトロと無色透明の湯が注がれていました。湯は注ぎ口に近い方が熱く、先の方はぬるくなっているので、好みに応じてポジションを決めましょう。湯はわりとサラッとしていて、あまり癖のない感じです。注がれる湯は熱い湯が注がれたり、ぬるい湯が注がれたりと、温度が一定ではないようです。源泉そのままなのかと思いましたが、消毒臭もしっかりとあったので、加熱・消毒をしながら注がれているのでしょう。足湯施設はちょうど河川敷を眺めるように土手の上にあり、川の流れを眺めるようにして並んで座るので、とても見晴らしが良かったです。ちなみにタオルは道の駅でも売っているので、ドライブ途中に立ち寄って一息つくのがいいでしょう。
掲載: 2010/01/23
Data
- 所在地:群馬県利根郡みなかみ町湯原
- 源泉名:鞍置の湯
- 入浴 :2009年4月
- 泉質 :カルシウム・ナトリウム−硫酸塩温泉
- 泉温 :源泉40.0度
- PH :7.7
- 蒸発残留物:1.94g/kg
- 成分総計:1.86g/kg
- 形態 :足湯 混浴
- 脱衣所:なし
- 開放度:☆☆☆☆
- 清潔度:☆☆
- 気軽度:☆☆☆☆☆
- 異色度:☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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