沖縄県
ほてるたにゅーうぇるねすりぞーとおきなわ
ホテルタニューウェルネスリゾートオキナワ
海と空、そして太陽と自然、やんばるの醍醐味を満喫
名護の市街地からクルマで20分ほど、上り坂を登りつめた多野岳山頂付近にあるリゾートホテルが「ホテルタニューウェルネスリゾートオキナワ」です。周囲は原生林に囲まれた一軒宿で、また山の上にあるということで非常に景色の素晴らしい、ビューポイントとなっています。名護の方から八重岳、そして屋我地島、古宇利島などが見下ろせ、その奥に見えるのは伊是名島と伊平屋島でしょうか、なんとも形容しがたいワイドビューな景色を楽しめるリゾート地となっています。ここは温泉施設ではありませんが、その絶景を楽しめる浴場があるということで、外来での入浴でも人気があるところです。また、いくつかのコテージがあり、そこには景色を楽しみながら入浴できるというビューバスも完備されています。今回はビューバス付きのコテージに宿泊し、本館の大浴場と両方を満喫してきました。チェックインしたところでまずはコテージに向かいます。コテージは館内を通り抜けた奥に並んでいました。木目の鮮やかなログハウスで、リゾート地を意識した洒落た佇まいとなっています。見た目には素朴なログハウスですが、室内はまさに南国リゾートって感じの優雅さもありました。浴室はバスタブが用意されたオーソドックスなスタイルですが、やはり最大の目玉はその景色です。コテージは崖というか斜面の上に建っているので、浴室からは先ほど記した景色がそのまま飛び込んできます。ガラス窓が大きく取り付けられていますが、窓を開けて開放的に楽しむこともできます。特に夕方はオレンジ色に染まった海や空を眺めながらの入浴になりそうです。こんな景色をのんびりと味わいながら入浴できるなんて、なんとも贅沢極まりないですね。続いて本館の大浴場に向かいましょう。こちらは本館の３階にあります。脱衣所は棚にカゴが並ぶシンプルなスタイルですが、広々としています。浴場は内湯のみで露天風呂などがないのが残念ですが、こちらもゆったりとした感じでけっして狭苦しさは感じません。大きめの主浴槽と高温サウナもありました。湯舟は扇形をしたような形で、その奥が巨大な岩肌を模した壁になっていて、その岩肌を伝うように滝になって湯が流れ注がれています。岩肌は本物の岩ではなく模造したものですが、とてもダイナミックで面白い演出ですね。そして浴室の奥はガラス窓になっていて、そこからの景色がとても見応えがあります。コテージとはまた角度も違うので、違った景色が楽しめるというのもいいですね。ただ、やはり露天などはないので開放感やワイド感が見劣りしてしまいもったいない印象です。もうちょっと景色を前面に押し出したような作りにして欲しかったですね。景色が素晴らしいだけに惜しいです。しかしながら、なるほど景色や雰囲気は素晴らしいので、リゾート気分は存分に楽しむことができます。シーサイドのリゾートもいいですが、こういった自然の中のリゾートも捨てがたいと再認識させられたのでした。
掲載: 2010/03/21
Data
- 所在地:沖縄県名護市仲尾次
- 入浴 :２００９年７月
- 泉質 :天然温泉ではありません
- 形態 :リゾートホテル 男女別
- 露天風呂:なし
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆☆
- 気軽度:☆
- 景色 :☆☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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