北海道
けんぶちおんせん・れーくさいどさくらおか
剣淵温泉・レークサイド桜岡
桜岡湖を眺めながらのんびりと過ごす
剣淵町は北海道の中央部、やや北側にある長閑な町です。絵本を題材にまちづくりに取り組んだことで、今では「絵本のまち」として一躍有名となりました。町内には絵本にちなんだ図書館や絵画の展示などが行われていたり、とても和やかに観光を楽しめる町となっています。桜岡湖は剣淵町にある小さな湖で、その桜岡湖の湖畔に建つ宿泊施設がレークサイド桜岡です。けっこう大きな施設で、優雅にリゾート気分でのんびりと過ごせるような雰囲気がありました。日帰り入浴も受け付けているので、パークゴルフやアウトドアで楽しんだ後にゆったりと温泉に浸かって癒されるのもいいかもしれませんね。浴場は２階にあがり、案内に従って館内の奥の方へと進みます。休憩室などが並んだ奥に浴場の入口がありました。脱衣所は棚に番号のついた籠が並んだものと、ロッカーとがありました。脱衣所内には冷水機などもあり、水分補給もしっかりととれそうです。浴場に入ると円形の掛け湯が目の前にあり、右側には洗い場が並んで、左奥には湯舟があります。湯舟は２つに区切られていて、一方はバブルバスになっていました。弧を描くような形の湯舟で、その奥には白い玉砂利が敷かれていて「弱アルカリ性温泉」と彫られた岩がありました。浴室内はタイル張りのシンプルなスタイルですが、この湯舟のところだけ凝った演出がしてありました。浴室の奥の方はガラス窓になっていて、デッキチェアがいくつか並んでいます。そのすぐ外側は砂利敷きの庭園になっています。それなりに演出された見応えのある景色ですが、その隅の方に桜岡湖も見えました。角度からすると女湯からだと正面に桜岡湖が見えるのではないでしょうか。男湯は庭園で誤魔化されている感じですね。さて肝心の温泉ですが、わりとあっさりとしていてそれほど個性のあるという印象はありません。弱アルカリ性ということですが、わりとさっぱりとした湯です。ほとんど無色透明で気になる臭いもありませんでした。浴後は休憩室でのんびりと過ごす方が多いようです。荷物を広げて、今日はここで過ごすぞって気合いの入った人もいます。常連さんが多いようですね。雰囲気のいい温泉で、ドライブの途中に立ち寄るのもいいと思います。また、冬場は桜岡湖でワカサギ釣りができるそうで、凍えた体を温めて帰路につくことができるようです。風情のある楽しみ方ができますね。
掲載: 2010/05/05
Data
- 所在地:北海道上川郡剣淵町東町
- 入浴 :２００９年８月
- 泉質 :単純温泉（弱アルカリ性低張性低温泉）
- 泉温 :源泉25度
- ＰＨ :７．８
- 形態 :温泉宿泊施設 男女別
- 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え性、疲労回復など
- 露天風呂:なし
- 開放度:☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆
- 地元度:☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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