北海道
なよろおんせん・さんぴらー
なよろ温泉・サンピラー
雪質の高さで定評のあるピアシリスキー場にあるホテル
北海道、中央北部にある名寄市は、道北観光の拠点として便利な盆地の街です。市街地からピヤシリ山に向かって進んでいくと、その先にあるのがピヤシリスキー場です。雪質の良さで人気のあるスキー場で、また、大きなジャンプ台も設置されています。なよろ温泉サンピラーは、ゲレンデの目の前に建つ洒落た雰囲気のホテルです。洋風の山岳都市の建物のようにとても優雅な雰囲気がありました。宿泊はもちろんのこと、日帰り入浴としても利用価値の高い温泉施設となっていました。日帰り入浴の際にはフロント前にある自動券売機で入浴券を購入します。案内の表示に従って階段を下りて行くと下足箱があり、その先にはゲームコーナーや畳の休憩広間などがありました。浴場はその奥にあります。脱衣所は広々としていて、棚にカゴ、そしてコイン返却式のロッカーがありました。浴場はわりと小ぢんまりとした内湯ですが、浴室内の雰囲気は悪くありません。左側に洗い場が並び、それを衝立にするように壁と湯舟があります。その湯舟は天然温泉となっています。右奥には大きな主浴槽があります。こちらは完全な無色透明の湯なので、どうやら天然温泉ではなさそうです。そして小さな水風呂とサウナがありました。サウナの手前側にはちょっとした休憩スペースがありました。サウナの壁にサウナの効果別利用法が書かれていて、リラックスの場合やシェイプアップの場合など、それぞれプログラムがありました。そして肝心の温泉ですが、わりと小さめの湯舟です。壁の中央にポストの口のような湯口があり、ダラダラと注がれています。ごく微妙に白濁しているような気がしますが、ほとんど無色透明です。非常にサラッとして刺激の少ない湯のようです。湯舟の中には繊維状の湯の華が少々浮遊していました。浴後は休憩室でまったりと過ごせますが、その一角には温泉の飲泉場がありました。飲泉場というよりは単なる流し台で、そこにある銅製の蛇口が温泉水となっているのでした。さっそく飲んでみると、苦いというかミネラル分の高い硬水のような味がありました。あまり美味しい味という感じではありませんね。スキーに観光に、温泉であたたまって健康を維持しましょう。
掲載: 2010/05/08
Data
- 所在地:北海道名寄市日進
- 入浴 :２００９年８月
- 泉質 :カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
- 泉温 :源泉14.0度
- ＰＨ :６．７
- 蒸発残留物:1.881g/kg
- 形態 :温泉宿泊施設 男女別
- 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
- 露天風呂:あり
- 脱衣所:あり(女性専用あり)
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆
- 秘湯度:☆☆☆
- 景色 :☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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