徳島県
おおぼけおんせん・さんりばーおおぼけ
大歩危温泉・サンリバー大歩危
小歩危峡を見下ろす展望露天風呂
深い谷間を縫うようにして走る国道32号線沿い、景勝地である大歩危峡・小歩危峡の観光拠点として建つ大きな温泉ホテルが大歩危温泉「サンリバー大歩危」です。吉野川沿いにはところどころに観光スポットがあるぐらいで、後は険しい谷間の景色と、国道がクネクネと走っているだけです。サンリバー大歩危もその険しい谷間に建っているのですが、これがまたとても大きく立派な観光旅館となっています。ここは宿泊だけでなく日帰りでの入浴も気軽に受け付けているので、さっそく立ち寄ってみました。国道から脇道に入ったところに建物があり、その周囲に駐車場がありますが、日帰り入浴客用の駐車場は裏手にあります。また、玄関前には日帰り入浴客専用の出入口も用意されていて、宿泊客とは違うルートで館内に入ります。日帰り入浴客専用の入口では、入浴券の自動券売機があり、すぐ先のフロントで券を渡して奥へと進みます。ロビーを抜けたところにエレベータがあり、５階が男湯、６階は女湯となっていました。エレベータを降りてすぐ左側に暖簾の揺れる浴場入口がありますが、その前には小さなスペースがあってマッサージ器が並んだ休憩スポットがありました。また、貴重品用のロッカーも暖簾の前にありました。脱衣所は手前側と奥側、それぞれに脱衣棚があります。カゴしか用意されていないので、貴重品はロッカーに預けておきましょう。浴場に入ると正面に大きな湯舟があり、回り込むように手前側には洗い場がありました。内湯は湯舟側が大きなガラス窓になっていて、谷間の渓谷を真下に望むことができます。覗き込んでみると、エメラルドグリーンの綺麗な色をした渓流がありました。対岸は森になった山なので、緑豊かな自然の景色を存分に楽しむことができます。洗い場はボディソープやリンスインシャンプーが用意されています。また、高い位置にシャワーがあったのでビックリしましたが、その下側にもホルダーがあったので問題ありません。主浴槽はとても広く、ジェットバスやバブルバスもついています。極微妙に白濁したような感じですが、ほとんど無色透明です。さっぱりとしながらもツルツル感の強い、とても滑らかな湯でした。浴場の奥には扉がありました。この扉の奥には小さな水風呂とサウナがあります。さらにその奥にも扉があります。この奥は露天風呂があります。こちらは岩風呂になっていますが、わりと小ぢんまりとした小さな湯舟です。三角になった角に湯舟が作られていて、そり両サイドが開けています。谷間の景色も眺められるし、そして谷間を吹く風がとても冷たくて気持ちよかったです。優雅なホテルながらも気軽に利用できるのは嬉しいですね。ちなみに宿泊者は、露天風呂付きの客室もあるそうです。これがまた優雅なので、宿泊して優雅なひとときを過ごすのもいいでしょう。
掲載: 2010/11/21
Data
- 所在地:徳島県三好市山城町西宇
- 入浴 :２０１０年１月
- 泉質 :温泉法第２条該当鉱泉
- 泉温 :源泉21.0度
- 形態 :観光ホテル 男女別
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆
- 景色 :☆☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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