新潟県
おおゆおんせん・おおゆおんせんあしゆ
大湯温泉・大湯温泉足湯
夏場はビアガーデンになる魅力的な足湯
小出市街地からクルマで20分ほど、国道352号線を奥只見方面に向かっていくと、大湯温泉街に辿り着きます。国道沿いにはいくつかの温泉が点在していますが、温泉街を形成しているのはこの大湯温泉くらいであとは小さな温泉地です。大湯温泉の歴史は古く、養老二年(718)に行基という僧が開湯したと伝えられているそうです。山間の静かな環境にありますが、現在ではいくつもの温泉旅館が建ち並んで、とても活気付いた印象がありました。温泉街の目の前にはスキー場もあるので、冬のこの時期はスキー客も多そうですね。温泉街の中には「雪華の湯」という共同浴場があり、その目の前には誰でも利用できる足湯が設置されています。まだ比較的新しい施設のようで、とても綺麗な印象がありました。今回は雪の降る寒い時期に訪れました。目の前にある共同湯は地元専用ながらも大湯温泉の宿泊者は手形を購入して利用することができます。共同湯を楽しんだついでに足湯もどんなものか楽しむことにしました。湯舟は石造りのどっしりとしたもので、木造のしっかりとした屋根もついています。けっこうどかっと大雪の舞う天候だったのですが、寒いながらも足湯に浸かっている間は雪を気にする必要はありませんでした。横に細長い湯舟で、10名以上がゆったりと楽しめる大きさがありました。湯舟の中央にはニョキッと突き出た黒い御影石の湯口があります。岩肌を流れるようにモコモコと湯が注がれています。無色透明の軽くツルッとする滑らかな湯です。注がれている湯はけっこう熱い湯ですが、なにしろ寒い日だったので、湯舟の湯はかなりぬる目でした。なかなか体が温まらないのですが、それでも時間をかけて入っていると足元だけはポカポカとするようになりますね。ちなみに夏になると、この足湯はビアガーデンになるそうです。生ビールの他、地酒やカクテル、ソフトドリンク、軽食が楽しめるそうなのです。足湯に浸かりながらビールを楽しめるなんて、なんだかとても贅沢ですね。とても魅力的なので、是非とも夏場も訪れてみようかなと思いました。
掲載: 2014/06/18
Data
- 所在地:新潟県魚沼市大湯温泉
- 入浴 :2013年1月
- 泉質 :単純温泉
- 形態 :足湯施設 混浴
- 脱衣所:なし
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆☆☆
- 景色 :☆
- 総合評価:☆☆☆
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