千葉県
ちょうせいのゆ・すぱあんどりぞーとくじゅうくり たいようのさと
長生の湯・スパ&リゾート九十九里 太陽の里
太陽いっぱいに楽しむ温泉リゾート
千葉県、太平洋に面した長〜い砂浜が九十九里浜です。全長が66キロもある砂浜海岸で、日本の渚百選にも選定されている関東随一の観光海岸としても有名です。その南部、九十九里有料道路の長生インターのすぐ近くにスパ&リゾート九十九里太陽の里があります。リゾートと謳うだけあってさまざまな楽しみが味わえるという複合施設で、温泉はもちろんのこと、演劇が楽しめたり、プールやカラオケ、ダンスホールなんかもあります。夏の行楽ついでに、また、癒し旅の拠点として人気があるようです。ここは宿泊設備や仮眠室なんかもある宿泊施設ですが、日帰りでの入浴がメインのようです。さすがに設備が充実しているだけあって料金の方も少しお高めですが、「朝風呂入館」という、午前5時から8時まで安く利用できるプランもあり、さっそくその方法で訪れてみました。冬場ということもあり、さすがに朝の5時は真っ暗で寒いです。人の気配もあまりなく、受け付けているのか不安になるほどでした。受付では料金を前払いしてロッカーキーとハンドタオル、バスタオルを受け取るシステムでした。早朝は宿泊者もまだ寝ているようで、浴場はほぼ貸切状態のようです。ロッカーは縦に細長いスチールロッカーがズラッと並んでいます。混雑していると大変だろうなぁという印象を受けました。浴場は広々としていて、いくつか湯舟が並んでいました。また、手前側には塩サウナと高温サウナもあります。湯舟は円形の湯舟と水風呂が中央にあり、奥には寝湯付きの主浴槽がありました。どれも無色透明の綺麗な湯です。外にも露天風呂があるのでさっそく出てみると、こちらには総檜の露天風呂があり、内湯と違って湯に色がついていました。どうやら温泉は露天風呂で使われているようですね。サッと軽い感じと微妙にツルッとした浴感がありました。山吹色を薄〜くしたような色で、濁りのないわりとクリアな色です。その奥には円形の湯舟がありますが、こちらは御影石を刳り貫いた湯舟です。天然みかげ石風呂と書かれていましたが、御影石ってもともと天然なんじゃないの?って疑問に思いました。自然の形そのままならまだしも、しっかりと加工されているしね。露天の中央には大きな岩風呂がありました。こちらの湯もしっかりと色づいています。冬場だからなのか、しっかりと熱めの湯でとても気持ちいいです。露天は庭園風に庭木が配されていて雰囲気もいいです。朝の暗闇ではライトアップされて真っ白な湯けむりがとても神秘的に感じます。そのうち段々と明るくなってくると、清々しくて開放的な露天風呂になり、どちらも雰囲気は抜群ですね。露天の先にはミネラル海洋水露天風呂というのもありました。無色透明の湯で、滑らかさはあるものの癖のないさっぱりとした湯でした。浴場だけだと確かに設備は充実していますが、料金は高めに感じますね。やはりその他の付随した施設も楽しまなければもったいないです。館内には別料金ですが、砂風呂があったり、コミックコーナーやインターネットコーナー、屋上にはプールや足湯があるので、じっくりと寛いで楽しみましょう。
掲載: 2014/12/21
Data
- 所在地:千葉県長生郡長生村一松
- 入浴 :2013年11月
- 泉質 :ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉
- 泉温 :源泉23.5度
- 成分総計:5.276g/kg
- 形態 :温泉リゾート施設 男女別
- 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆
- 人気度:☆☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆☆
温泉レポートを検索