群馬県
きたかるいざわおんせん・ぷれじでんとりぞーとかるいざわ
北軽井沢温泉・プレジデントリゾート軽井沢
眼前に広がる雄大な浅間山を眺めながら至福のひととき
プレジデントリゾートホテル軽井沢は、テニスやゴルフ、冬はスキーができる、高原に広がるアクティブリゾートです。軽井沢から国道146号線を北上していくと、長野県と群馬県の県境のところに右折路があります。その交差点から県境沿いに4キロ弱ほど進むとゴルフ場に囲まれた広大な駐車場とホテルに辿り着きます。スキーシーズンの終盤の4月上旬に訪れてみました。ここは標高1300メートルの山の上、路面には雪はないものの道端や周囲の山々にはまだ沢山の雪が残っていました。ホテルのすぐ目の前にスノーパークがあるので、ちょっと遊ぶにはちょうどいい感じです。大きなゲレンデではないので、子供連れで遊びにくるには最適な場所ではないでしょうか。ホテルは大型の施設で、ゆったりとした構えがとても優雅でリゾート気分を盛り上げています。浴場は館内中ほど、地下にちょっとおりたところにあります。浴場の扉にしては少し重たい扉をあけるとそこに脱衣場がありました。手前脇に貴重品ロッカーがあるので、脱衣場には持ち込まないようにしましょう。脱衣場はとてもゆったりとしていて、脱衣棚もたくさん並んでいます。さすが大型のホテルという感じです。洗面台は壁側にズラーッと並んでいて、その整然とした見た目も爽快です。まだみんなが遊んでいる昼間に来たので、他に入浴客がおらず、とても贅沢な感じです。浴室は石のタイルを基調としたシックな感じがあり、そして大きな湯舟が並んでいて、やはりゴージャスなイメージがあります。手前側には洗い場、中央にはバブルバス、そしてガラス張りのミストサウナに高温サウナと水風呂があります。さらには窓際に大きなメインとなる浴槽が構えています。内湯は清潔感に溢れていて、湯舟の湯も無色透明。透き通った湯がなみなみとあります。しかし窓際の湯だけはどうも様子が違います。湯舟の底のタイルが茶褐色に色づいているのです。湯の通り道というか、湯の注ぎ口付近のタイルもこげ茶色に変色し、その周辺は赤茶色という感じです。湯そのものは無色透明ですが、さらさらとした肌触りのわりに、しっとりとした印象の湯でした。この湯舟だけが天然温泉なのでしょうかね。浴室の一角には打たせ湯らしき跡がありますが、このときは湯は出ていませんでした。そして窓の外には露天風呂があります。こちらは横に広い岩風呂になっていて、その正面には小さな池があります。そしてさらに視線を上げるとなだらかな丘が見えます。地下にありながらも山の斜面にあるので、しっかりと外の景色を楽しめるようです。ちょっと残っている雪と、草の見えているところのコントラストがとても絵になっていました。しばらくすると段々と視界が悪くなってきました。どうやら霧に包まれてきたようで、とても幻想的な景色になってきました。のんびりと優雅に景色を楽しみながら、開放的な露天を満喫することができました。
掲載: 2016/01/11
Data
- 所在地:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢
- 源泉名:相生の湯
- 入浴 :2014年4月
- 泉温 :源泉23.4度
- 湧出量:毎分109リットル
- PH :7.59
- 蒸発残留物:0.22g/kg
- 形態 :高原リゾートホテル 男女別
- 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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