高知県
もちいおんせん・ほてるせいらしまんと
用井温泉・ホテル星羅四万十
居心地抜群のクールなリゾートホテル
最後の清流と言われる四万十川を見下ろす高台に建つホテル星羅四万十は、リゾート要素漂うクールな温泉ホテルです。四万十川の上流、予土線江川崎駅の近くの雄大な雰囲気の中にあります。前々からこの宿には目をつけていたのですが、宿泊する機会もなかなか訪れず、日帰り入浴もタイミングが合わなくて入れずにいました。そして今回ようやく念願叶っての入浴です。ホテルは石垣に囲まれていて、とても洒落たモダンな雰囲気です。館内に入るとすぐにフロントがあり、浴場はロビー脇の廊下を左に進んだ先にありました。このホテルはレストランや結婚式場も備えているみたいです。とにかく高級感あるエントランスで、すごく煌びやかな雰囲気がありました。脱衣所は鍵付きの木造ロッカーが並びます。宿の規模も大きくは見えますが、客室数はそんなに多くないのか、浴場もやや控えめな感じの規模でした。でも、その分だけゆったりと過ごせるのでしょう。浴場に入ると手前側に洗い場、そして正面に湯舟。脇にはサウナもありました。湯舟の先には壁の低い部分だけがガラス窓になっていて、外の景色が眺められます。こういった凝ったデザインがクールでとてもいい雰囲気です。湯舟の湯は無色透明、とてもサラサラとした軽い感じの湯でした。微妙にツルッとした浴感もあり、癖は強くなくとても入りやすい湯です。窓からは四万十川を見下ろすように眺めることができ、景色も悪くありません。対岸は街になっているので、人の往来がありますが、遠目なので問題ないレベルです。今回は真夏の午後に訪れたのですが、西日がモロに当ってとても暑いです。浴室も内湯のみなので、けっこう直射日光がガラス越しに照りつけていました。ただ、それだけとても明るいのも確かです。ここには内湯しかなく、露天風呂がないのがとてももったいなく感じました。すごく開放的な感じなので、小さくてもいいから露天風呂があったらよかったです。また、サウナはあるのに水風呂もないのも、物足りなさを感じました。特に今回は浴室内が暑かったので、水風呂が欲しかったです。しかしながら、温泉としても十分に評価できる浴感だし、雰囲気はすごくいいので、リゾート施設の温泉として、すごくリラックスしながら利用することができます。やはりこの良さを満喫するには立ち寄りではなく、宿泊して利用した方がいいんだろうなと感じました。
掲載: 2019/07/14
Data
- 所在地:高知県四万十市西土佐用井
- 入浴 :２０１８年８月
- 泉質 :温泉法第２条に該当する温泉
- 泉温 :源泉17.5度
- ＰＨ :８．０
- 形態 :リゾートホテル 男女別
- 露天風呂:なし
- 開放度:☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆
- 優雅度:☆☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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