高知県
しまんとおんせん・へいわなゆ
四万十温泉・平和な湯
四万十の温泉に浸って平和を祈る
高知県四万十市、国道56号線沿いに日帰り温泉施設の「平和な湯」があります。本格的な天然温泉と様々な種類の温泉が楽しめるとあって、連日大勢の人々で賑わう人気の温泉施設だそうです。今回は夏のお盆休みに訪れてみました。当日は台風が直撃し、すごい風と豪雨の中に訪れましたが、さすがに夏休みだけあって駐車場はいっぱいになるほどの盛況振りです。よく見ると他府県ナンバーが多いので、みんな観光ついでに訪れているのでしょう。四万十市といえば清流の四万十川があるので、その行楽ついでに訪れているのかもしれません。さっそく入口に向かうと、その脇には弘法大師の像が建っています。弘法大師様のおかげで平和な世の中って意味なのでしょうか。とりあえず中に入ります。玄関は木札の鍵の下足箱が並びます。フロントでロッカーキーと交換するのでしまいこまないようにしましょう。ちょっとしたロビーの目の前に浴場入口があります。畳の広間もあるのでのんびりと休憩することもできます。脱衣所はそこそこゆったりとしています。スチールロッカーも大きいので多少の荷物なら問題なく収納できます。浴室に入ると洗い場が沢山並びますが、石鹸やボディソープなどは用意されていません。高くもないけど決して安くもない料金設定だったので、ちょっと割高な気がしましたが、この後に充実した湯舟を見たら納得の値段設定でした。まずはジェットバスなどの付いたマッサージバスがあり、サウナ、水風呂、とても大きな主浴槽があります。主浴槽は微妙に色づいているような付いていないような、曖昧な感じの湯です。すごくあっさりとしているように思いましたが、ほんの少しツルッとした浴感もあるようです。それから奥に進むと多角形のジャグジー風呂がありました。腰と足元からジェットが出ていて刺激してくれます。その先は露天風呂です。まずは大きな岩風呂。こちらは内湯よりもツルツル感が強く感じます。循環の仕方の違いですかね。イスやデッキチェアのあるスペースを過ぎると、もうひとつ小さめの岩風呂がありました。こちらは足を入れると冷たく、水風呂になっているようでした。脇にも「水風呂」と書かれているのですが、浸かってみるとすごくツルツルした浴感があります。源泉でしょうか、ここの水が一番浴感が強く気持ちいいです。そしてさらに奥へと進むと細長いミニプールのような湯舟があります。こちらは歩行浴となっているようです。底には玉砂利が埋め込まれていて、足の裏を刺激しながら温泉を楽しむことができました。さらに強烈に強力な打たせ湯、そして樽風呂などもあり、とにかく湯舟はとても充実しています。全部まわっていると時間が経つのも忘れてしまうほど、楽しく利用させていただきました。街中にある温泉浴場なので、地元の方々も、そして観光客にも人気の温泉施設となっていました。
掲載: 2019/07/24
Data
- 所在地:高知県四万十市古津賀
- 源泉名:
- 入浴 :2018年8月
- 泉質 :ナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉
- 泉温 :源泉29.5度
- 掘削深度:1,200メートル
- PH :8.3
- 形態 :日帰り温泉施設 男女別
- 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆☆☆
- 地元度:☆☆☆
- 人気度:☆☆☆☆
- 景色 :☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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