高知県
くものうえのおんせん・くものうえのほてる
雲の上の温泉・雲の上のホテル
雲の上でも中でも下でも、気持ちよくリフレッシュ
国道197号線沿い、道の駅「ゆすはら」に併設して「雲の上の温泉」があります。梼原町の市街地からほんの少し山をのぼっていったところです。ここには太郎川公園や雲の上のホテルなどもあり、観光スポットとしても人気があるようです。温泉はわりと大きめの施設で、レストランも併設しています。お盆休み中だったこともあり、こんな山奥にもかかわらずけっこう人が多いです。駐車場は広いのでそれなりの収容能力はありそうです。館内に入ると下足箱があり、その鍵と脱衣所の鍵を交換するシステムとなっていました。浴室は階段を降りたところにあります。脱衣所はいたってシンプル、清潔感はあり、ゆったりとしているので多少混雑していても問題ないでしょう。浴室は手前側に洗い場、そして奥には寝湯やジェットバスがあり、中央に大きな主浴槽、そして左にはサウナと水風呂、そして薬湯風呂がありました。洗い場にはボディソープ、シャンプー、リンスが用意されています。中央の柱の手前に掛かり湯、そして奥が湯舟への湯口となっていました。主浴槽は無色透明の綺麗な湯ですが、ツルツルっとした浴感のある湯です。正面のガラス窓は多くて、外の露天風呂や森の木々を眺めながら入浴できます。ツルッとした浴感はまぁまぁ強いので、とても気持ちよく浸かれるのですが、先ほどから気になるのは臭いです。温泉そのものに臭いがあるのではなく、隣の薬湯風呂から臭います。こちらは小さな湯舟ですが、赤茶色の濁った湯が入っていて、薬草の入っていると思われる布袋も浮いています。すごく匂うので、この雰囲気だけでも効き目がありそうなぐらいです。さっそく入ると、ピリピリと刺激の強い湯です。しばらくすると局部がヒリヒリとかなり痛くなってきます。注意書きに局部を押さえて入るといいと書かれていました。素直にそうするべきでした。その後、また温泉の浴槽に入るも、ヒリヒリとした局部は余計にヒリヒリしてきつかったです。さて、続いて露天風呂に出てみます。このときは台風の大雨の最中でしたが、降ったり止んだりを繰り返していたので、小康状態のときに入りました。広いウッドデッキの奥に岩風呂があるのですが、けっこう深いです。深いというのは、水位が深いのではなく、床面から湯舟までが深いのです。足の悪い方にはちょっとキツイぐらいの段差がありました。なので湯舟に浸かってしまうと、上を見上げながら景色を眺める形になります。なんでこんなに深くしてしまったのでしょう。内湯からの景観を気にしてですかね。でも、まぁそこそこ開放感もあって森の新鮮な空気を吸いながら、露天も満喫できました。
掲載: 2019/07/24
Data
- 所在地:高知県高岡郡檮原町太郎川
- 源泉名:梼原町第2号温泉
- 入浴 :2018年8月
- 泉質 :温泉法第2条に適合する温泉
- 泉温 :源泉18.3度
- 湧出量:毎分180リットル
- PH :9.1
- 蒸発残留物:0.313g/kg
- 形態 :温泉ホテル 男女別
- 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆
- 人気度:☆☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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