奈良県
みつえおんせん・ひめしのゆ
みつえ温泉・姫石の湯
シンプルながらも快適にすごせる旅のオアシス
奈良県の東部、三重県との県境近く、国道369号線と国道368号線がぶつかる交差点に「道の駅 伊勢本街道 御杖」があります。とても小さな道の駅ですが、農産物直売所の隣に温泉施設の「姫石の湯」があります。年末の旅の途中で利用することにしました。国道沿いにあるのでアクセスはとても楽です。山の中という感じではなく、小さな農村の集落というのんびりとした雰囲気のところでした。国道もそんなに交通量は多くないようで、とても静かです。温泉施設は館内に入るとシューズロッカーが並びます。けっこう沢山のキャパがあるようです。自動券売機で入浴券を購入して奥へて進みますが、とても広い休憩所、そして食事処もありました。美味しそうなダムカレーというのがあったのですが、年末だったことあり、食事のメニューが限定されていたので食べることはできませんでした。そのまま奥へと行くと、突き当たりに浴場の受付があり、そして左右に男女の浴場入口がありました。脱衣場は大き目のロッカーが並びます。夕方の暗くなる前ぐらいに訪れたのですが、あまり入浴客がいません。先ほどの休憩室もほとんど人がいなかったです。シーズン的なものですかね。とてものんびりと入れそうです。浴室に入ると内湯はそれなりにゆったりとしたスペースです。洗い場にはボディソープ、リンスインシャンプーも用意されています。湯舟はガラス窓際に大小2つ並んでいます。小さい方はバブルバスになっていました。どちらも無色透明の湯ですが、壁には天然温泉と書かれています。浸かってみると、すごくあっさりとしています。また、少しキュッと締まるような感覚もありました。とても入りやすい温度で、とても気持ちがいいです。ガラス戸の外には露天風呂が見えました。外に出ようとすると、その脇にサウナもあります。外はとても寒かったので、まず先にサウナで体をアツアツにしてから露天にでようと思います。サウナはテレビ付きのゆったりとしたものです。ボイラーがとても大型で、熱量がすごいです。すごい熱気がくるものの、不思議と息苦しくなく快適でした。汗をびっしょりとかいたところで、シャワーで流してから露天に出て見ます。露天は東屋のついた湯舟、そして奥に壺湯が2つありました。露天のスペースはゆったりとしていて、景色が見えないのは残念ですが、空を仰げて快適です。この時季、風がとても冷たいので最初は寒いですが、湯舟に浸かると天国です。空を見上げながら、たまに横切る飛行機を眺めてボーッと過ごすことができました。夕暮れになってくると少し客が増えたような気もしますが、終始とても空いていました。時季によっては混雑するシーズンもあるのかもしれませんが、けっこう穴場な存在かもしれません。おかげさまでまったりと過ごすことができ、旅の疲れが癒されました。
掲載: 2019/09/05
Data
- 所在地:奈良県宇陀郡御杖村神末
- 入浴 :2018年12月
- 泉質 :単純温泉(低張性・中性・低温泉)
- 泉温 :源泉25.0度
- PH :6.8
- 成分総計:451.1mg/kg
- 形態 :道の駅併設の日帰り温泉施設 男女別
- 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆☆
- 景色 :☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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