三重県
なばりきおうだいおんせん・いやしのさと なばりのゆ
名張希央台温泉・癒しの里 名張の湯
駅からも近くアクセスの良い癒しの温泉
三重県名張市、近鉄大阪線名張駅から600メートルほど北に向かったところに、「癒しの里 名張の湯」があります。とても大きな温泉施設で、併設して農産物の直売所などもあり、とても賑わう場所のようです。鉄筋ながらもモダン和風的な粋なデザインで、とても高級感のある佇まいです。館内に入り、受付をするとバーコードつきのリストバンドが渡されます。館内での精算に利用されるようです。館内には食事処をはじめ、あかすりやカットサロンなどもあります。浴場は館内を2階に上がったところにありました。脱衣場は大きめのロッカーが並びます。床がゴザ風のタイル張りなので、歩き心地がとても気持ちいいです。また、奥の休憩スペースは畳敷きで、とても優雅な雰囲気を演出しています。浴場に入ると、内湯もとても広く、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーの用意された洗い場、そしてサウナ、水風呂、ジェットバス、シルキーバス、白湯がありました。どれもゆったりとした大きさで、バラエティながらも開放感があります。ここで気になるのが床です。黒い御影石だと思うのですが、細かな溝がチェック状に入っていて、すごく水はけがいいのです。滑り止めにもなるのもありますが、足の裏が刺激されてイタ気持ちいいです。床にこだわりを持つ施設のようです。露天にもいくつも湯舟が並びます。壺湯は大きなものが2つ。そして背中に湯が流れる寝湯、高濃度炭酸泉、そして主浴槽となる岩風呂です。湯舟にはそれぞれ屋根がついているので、天候にあまり影響を受けずに露天を楽しめます。岩風呂と炭酸泉には大きなテレビもついているので、ゆっくりとテレビ鑑賞をしながら湯につかることができます。どの湯も無色透明の湯なので、どれが天然温泉なのかよくわかりませんが、岩風呂の脇に温泉分析表が掲げられているので、こちらは天然温泉でしょう。岩風呂はとても大きく、半分が半身浴用の浅いスペースになっています。奥側は巨石から湯が注がれ、とても風情があります。無色透明の湯は、肌の表面がギュギュと締め付けられるような感覚があり、肌に染み込んでいくような湯です。含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉ということですが、硫黄の雰囲気や塩分はあまり感覚としては印象ありませんでしたが、この肌に感じる強めの感覚はそれなのかもしれません。なんだかんだと気持ちが良くて長湯になってしまいました。とても人気がある施設のようで、駐車場は広々としているのにすぐにいっぱいになっています。雰囲気がいいので、まったりと過ごすにはちょうどいいのかもしれませんね。
掲載: 2019/09/05
Data
- 所在地:三重県名張市希央台2番町
- 入浴 :2018年12月
- 泉質 :含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
- 泉温 :源泉37.6度
- 湧出量:毎分52.5リットル
- PH :9.1
- 蒸発残留物:1.398g/kg
- ラドン含有量:2.2×10-10Ci/kg
- 形態 :日帰り温泉施設 男女別
- 効能 :慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病、やけど、虚弱児童など
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆☆☆
- 優雅度:☆☆☆
- 人気度:☆☆☆☆
- 景色 :☆☆
- 総合評価:☆☆☆
温泉レポートを検索