1. トップページ
  2. 温泉天國のススメ
  3. 湯原温泉・足湯(つづみ橋下河川敷)

岡山県

ゆばらおんせん・あしゆ(つづみばししたかせんじき)

湯原温泉・足湯(つづみ橋下河川敷)

河原で開放的に足湯を楽しむ
岡山県にある湯原温泉は「湯郷温泉」「奥津温泉」とともに美作三湯と呼ばれていて、古くから賑わう大きな温泉地です。山間を流れる旭川の河原からは豊富な湯が湧き出ていて、有史以前から活用されてきたといわれているそうです。そんな温泉街の一番奥には巨大なダムがあり、そこには野趣あふれる開放的な露天風呂「砂湯」があることでも有名です。この砂湯は混浴ということもあって、やはり気恥ずかしさがあってか女性には厳しいものがあります。そんな方はやはり開放的な足湯を楽しむのがいいでしょう。温泉街の中ほどに鼓橋という朱色の欄干が特徴的な小さな橋があります。そこの脇にも足湯があるのですが、開放的なという意味ではその下の河原にある足湯がおススメです。河原に降りるとそこには長細い湯舟があります。唐突に出てくるような感じで、屋根があるわけでも柵があるわけでもなく、足湯の湯舟だけがある感じでとても野暮ったさがあります。けれども湯舟はしっかりとつくられていて、座面は大きな石が並び、底は小石が詰め固められたコンクリート製となっています。幅はとても狭いのですが、長さがあるので一度にたくさんの人が足湯を楽しむことができます。河原の駐車スペースの脇にあるので、駐車スペースにクルマが多いとちょっと情緒には欠けてしまうのは否めませんが、川のせせらぎを感じながら開放的な気分で楽しむことができます。無色透明の湯はけっこう熱いので、時季によっては熱すぎることもあるでしょう。このときは真夏の暑い時季だったこともあり、湯もかなりホットでした。これだけ熱いのなら、冬場でも十分に温度が保てるのではないでしょうか。温泉街を散策がてら、足湯で情緒を楽しんで、温泉を満喫したいものです。
掲載: 2020/03/07
Data
  1. 所在地:岡山県真庭市湯原温泉
  2. 入浴 :2019年8月
  3. 形態 :足湯 男女混浴
  4. 脱衣所:なし
  5. 開放度:☆☆☆☆
  6. 清潔度:☆☆
  7. 気軽度:☆☆☆☆☆
  8. 景色 :☆☆☆
  9. 総合評価:☆☆☆