京都府
たかおおんせん・ひかりのゆ
たかお温泉・光の湯
すべすべお肌を実感する
舞鶴の港からクルマで10分ほど、国道27号線を綾部方面に向かった国道沿いに「光の湯」があります。突如出で来る大きな施設で、駐車場もゆったりと広いです。けっこう人気のある施設のようですが、あまり派手さもなく、また温泉情緒のような和の雰囲気もなく、不思議な印象がありました。館内に入るとゆったりとした印象で、正面にフロントと浴場入口、右側には休憩所兼食事処がありました。下足箱のキーと脱衣所のロッカーキーを交換するシステムとなっていました。脱衣所はスチールロッカーが並びます。やはり数がとても多いのでそれだけの需要があるということでしょう。シンプルですがとても清潔的です。浴場に入ると、こちらもゆったりと広いです。洗い場もとても多く、それぞれにはボディソープとリンスインシャンプーも用意されていました。浴室は天井が高いのと、いくつかある湯舟がそれぞれゆったりとした大きさなので、内湯ながらも開放的な感じがありました。浴室の床や湯舟は御影石で統一されていて、シンプルでスタンダードながらも、落ち着いた雰囲気がありました。浴室内にはサウナや水風呂、大浴槽、バブルバスや寝湯、座湯などもあり、とても充実した印象です。無色透明の湯ですが、肌がツルツルとする滑らかな美人湯です。外には露天風呂がありました。露天は青緑色をした石で囲まれた岩風呂です。露天の片側半分の奥にあるので、そんなに大きいわけではありませんが、十分な広さがあります。露天のもう半分のエリアはデッキチェアが置かれていて、日光浴をしながら休憩することができます。今回は真夏の暑い日だったので、数分も寝ていたら日焼けしてしまうぐらい日差しが強かったです。露天の湯は内湯と同じくツルツルの湯ですが、内湯よりも強くツルツル感があります。ツルツルというよりスベスベって感じでしょうか、肌の表面がとても滑らかになっていくのが実感できるくらいスベスベ感がありました。浴後は清涼感もあると壁の説明にはありました。それにしても「光の湯」なんて名前なので、宗教っぽさを感じますが浴場はそんなことはありませんでした。ごく普通の日帰り温泉施設という感じです。全体的にゆったりとし、お湯も個性的ですが、何かもうちょっと工夫が欲しい気もしますが、総合的に見ても悪くない温泉施設です。これで温泉情緒のようなものが感じられたら、一気に印象は変わるような気がしました。ぶらりと立ち寄って、すっきりするのにもいいでしょう。
掲載: 2020/04/21
Data
- 所在地:京都府舞鶴市十倉
- 入浴 :2019年8月
- 泉質 :ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性アルカリ性低温泉)
- 泉温 :源泉28.9度
- 掘削深度:1300メートル
- 成分総計:4.577g/kg
- 形態 :日帰り温泉施設 男女別
- 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆☆
- 地元度:☆☆☆☆
- 景色 :☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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