栃木県

もんぜんおんせん・ゆっぽのさと

門前温泉・湯っ歩の里

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塩原温泉郷門前温泉、箒川を渡る八汐橋のたもとにある「湯っ歩の里」に行ってきました。ここは超大型の足湯施設で、前々から気になってはいたもののなかなか訪れる機会もなく、ようやく今回利用することになりました。ここは足湯施設ですが有料施設です。足湯ごときに金を取るのかって思う方もいるでしょうが、ここはそんじょそこらの足湯施設ではありません。とても大きな施設となっていて、とても足湯施設とは思えないほどの大きな木造の建物があります。木造ながらもガラス張りのモダンな建物に入っていくと、まずはシューズロッカーがあり、そして階段を下りて行くと受付があります。受付の奥には脱衣所がありますが、あくまでもここは足湯施設です。全裸になる必要はありません。受付正面には足湯の湯舟があるのですが、これがとても大きいのです。湯舟は左右に一本ずつあるのですが、長さは30メートルとのこと。二本あるので60メートルの長さです。円を描くようにして湯舟が造られています。足湯はガラスの壁で囲われているので、雨風も凌げる全天候型施設です。外側に通路があり、真ん中にベンチ、そして内側に足湯があります。足湯は手前側が座ってじっくりと浸かるエリアで、奥側は歩行浴ができます。とても長い湯舟ですが、それぞれ温度が異なります。右側の湯舟はぬるめ、左側の湯舟は熱めです。また、温度帯が少しずつ違うので、好みの温度の場所を探して浸かるのがいいでしょう。最初はじっくりと足をあたためてから、歩行浴を開始するといいそうです。湯舟の底は場所によっていろいろ形状が異なります。小石の埋め込まれたところや、少しお大きい石の場所、コンクリートで凸凹がつくられている場所など、様々です。それぞれ「ぐりぐりせめる道」「やんわりほんわか心地よい道」など、ストレートにネーミングされているのも面白いです。お湯は無色透明ながらもツルツルとした滑らかさを感じる柔らかい湯です。最初はすこしぬるめの場所にいたのですが、ちょっと物足りなくなってきたので、熱い湯の方に行ってみました。一番奥の熱い場所は足が痺れて真っ赤になるほどの温度があります。特に湯の注がれている部分は熱いので、火傷に注意しなければならないほどです。足先だけですが、だんだんと全身が熱くなってきて汗が噴き出てきます。温泉のパワーは凄いものです。足湯は円形で内側に向いているので、座っていると視線は中央の池？に注目します。ガイドブックなどによると鏡池となっていて、四季折々の景色を映し出すとのことでしたが、池のようにはなっていませんでした。季節的なものなのでしょうか。ただの空間となっていました。そのかわり、一番奥のところは時々湯が高く吹き上げます。間欠泉のようになっていました。浴後は足湯の周辺を散歩してみました。足湯のすぐ外側には飲泉場もありました。けっこう熱い湯がチョロチョロと流れていて、飲んでみるととてもマイルドながらも微妙な塩味というかミネラル的な味覚がありました。観光地として人気の場所のひとつなので、是非立ち寄って足湯わ楽しんでもらいたいですね。

掲載: 2020/09/24

Data

1. 所在地:栃木県那須塩原市塩原
2. 入浴　:２０２０年３月
3. 形態　:足湯施設　男女混浴
4. 脱衣所:あり
5. 開放度:☆☆☆
6. 清潔度:☆☆☆☆
7. 気軽度:☆☆☆☆
8. 異色度:☆☆☆☆
9. 人気度:☆☆☆☆
10. 景色　:☆☆☆
11. 総合評価:☆☆☆