栃木県
ホテルジャパン日光
ホテルジャパン日光
高原の風と自然を満喫するリゾート
世界遺産の地として知られ、国内外問わず観光客に人気のある日光。日光駅を降りて北に向かって山を登っていくと、日光霧降高原が広がります。自然に囲まれた静かな地域ですが、リゾート別荘地になっていて、とても落ち着いた印象のある地域です。その別荘地の中、日光東照宮までクルマで10分もかからないほどの便利な場所に会員制リゾートホテルの「ホテルジャパン日光」があります。山を登っていくので、すごく静かで自然に囲まれた優雅な場所というイメージがありました。広大な敷地の中には渓流が流れ、ホテルやコテージをはじめ、沢山のテニスコート、キャンプ場、ゴルフ場まで完備している本格的なアウトドアレジャーリゾートです。子どもの頃に親に連れられ何度から利用したものの、それこそ数十年ぶりに訪れてみました。別荘地を抜けて行くととても大きなゲートが出てきます。まるでジュラシックパークの入口をイメージするような大きなゲートです。そこから奥へと進むとホテルに辿り着きます。チェックインを済ませたところで、さっそく浴場に向かいます。ここは天然温泉を謳ってはいませんが、とても優雅な雰囲気で入浴を楽しめます。脱衣場を抜けるとまずは内湯があります。欧風をイメージしたものか、すっきりとシンプルながらもステンドグラスや石像など、上品に洒落た感じがありました。浴室の規模としてはとても小さいので、混雑する時間に訪れると、やや狭苦しさを感じるかもしれません。湯舟は正面にひとつだけ、一見すると本当に狭いように感じます。しかし、脇に地下へと下りる階段があり、その先にも浴室は続いています。まずはその正面の湯舟に浸かりますが、無色透明のサラサラとしながらも、しっかりとしたツルツル感のある湯です。天然温泉を謳ってはいないものの、地下水でしょうか、普通のお湯とは違った滑らかさを感じます。ナノ水などの処理をしているのかわかりませんが、下手な温泉よりも温泉らしく感じました。階段を下りて行くとその正面にはラドン泉の浴室があります。石で覆われ、天井に明かり窓のついた洞窟状の浴室です。ここは天然ラジウム鉱砂を利用したラドン泉になっていて、呼吸でラドンを吸い込むことで、ホルミシス効果が得られるようです。少しぬるめの温度で、ジャグジーとなっていました。すごく落ち着く雰囲気で、古代遺跡のような印象が楽しめました。階段下から脇に出ると露天風呂があります。こちらは大きな岩風呂になっていて、和風のとても優雅な雰囲気です。山の斜面にあるので周囲の山々を眺めながらゆったりと入浴することができます。山の中なので虫なども多いのですが、その分だけ自然を満喫できるような感じです。すぐ下には渓流も流れているので、水の流れる音が聞こえてとても和むことができました。基本的にメンバーしか利用できないので、優雅に静かに利用したいときにはちょうどいいです。天然温泉ではなくても、とても滑らかな湯が楽しめ、非常に快適で満足することができました。
掲載: 2020/10/29
Data
- 所在地:栃木県日光市所野
- 入浴 :2020年6月
- 泉質 :天然温泉ではありません
- 形態 :会員制リゾートホテル 男女別
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆☆
- 気軽度:☆
- 優雅度:☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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