新潟県
まいこおんせん・まいここうげんほてる
舞子温泉・舞子高原ホテル
オールシーズン楽しめるリゾート温泉
舞子高原といえばスキーリゾートとして有名なところ。大きなゲレンデがあり、初級から中級、上級まで多彩なコースがあり、毎年沢山のスキー客でにぎわうところです。舞子というとどうしても冬のイメージが強いのですが、サマーシーズンは避暑地としても楽しむことができます。グランドゴルフやディスクゴルフなどのアウトドアスポーツをはじめ、バーベキューやキャンプ、グランピングなど、高原の爽やかな空気を味わいながら、のんびりと過ごせるようです。今回訪れたのは九月中旬ですが、しつこい残暑で暑い日々の中、避暑を求めて宿泊で訪れてみました。キャンプはちょっと肌寒い感じなので、ホテルでの宿泊でこの舞子高原ホテルにやってきました。前々からずっと訪れる機会をうかがっていたのですが、まさかのサマーシーズンでの利用です。緑一面のゲレンデの中にポツンと建つ八角柱の建物が異彩を放ちますが、とても優雅な印象です。たどり着くと、とても丁寧にエスコートされてチェックインをします。チェックインを済ませたところでさっそく目的の温泉に向かいます。浴場は一階ロビー奥にありました。脱衣所に入ると、思いのほかとても広いです。ゆったりとした脱衣所、そして広い洗面台があり、窓際の休憩間があって浴場です。ずいぶんとエレガントな雰囲気を演出しています。浴場はまず手前に露天のジャグジーがあり、奥に内湯がありました。内湯の奥には洗い場と水風呂、そしてサウナがあります。湯舟は手前の窓際にそこそこゆったりとした湯舟があります。湯は綺麗な無色透明の単純温泉です。微妙にツルっとした浴感があるけど、とてもあっさりとした癖のない湯です。癖がないのでじっくりと浸かっていても疲れないので、スキーなどスポーツの後に疲れを癒すにはちょうどいい感じなのかもしれません。外側はゆったりと大きなガラス窓になっていて、裏の芝が見えました。ここはゲレンデではなく裏庭のようです。人が立ち入ることはないので、覗かれる心配もなく思いっきり解放感を味わえます。思いっきりといっても、そんなに見晴らしがいいわけではないのですが、庭のように広い空間が見えるというのはいいものですね。また日中は外光がさし込むのでとても明るく、内湯ながらも快適に感じました。露天のジャグジーは、まさに典型的なジャグジーバスです。ブクブクと豪快な気泡が勢いよく出ていて、体を揺さぶりながら楽しむことができました。ちなみにジャグジーの外側にはレールがあります。レールの端には折りたたまれた窓がありました。季節によっては外側に壁ができて、内湯のようになるのでしょうか。これなら寒い時季でもジャグジーを楽しめそうですね。温泉としては癖がなくやや物足りなさも感じるかもしれませんが、スポーツやアウトドア後の入浴にはとても適した感じの湯です。疲れをいやしながらゆっくりと味わうことができるのはありがたいですね。
掲載: 2021/01/09
Data
- 所在地:新潟県南魚沼市舞子
- 入浴 :2020年9月
- 泉質 :単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)
- 泉温 :源泉39.8度
- PH :8.1
- 蒸発残留物:838mg/kg
- 成分総計:912.6mg/kg
- 形態 :高原リゾートホテル 男女別
- 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆
- 優雅度:☆☆☆☆
- 人気度:☆☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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