宮城県

もにわおんせん・もにわそう

茂庭温泉・茂庭荘

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宮城県仙台市太白区にある茂庭荘という大型のホテルを訪れました。ここは宿泊施設ですが、日帰りでの入浴も受け付けてくれているので、近くを通った際にありがたく利用させていただきました。場所は東北自動車道の仙台南インターを降りてすぐのところです。インター脇に名取川が流れているのですが、ちょうど蛇行しているところに茂庭荘があります。ただ、そこに行きつくまではちょっと路地に入って行くので、わかりづらいかもしれません。茂庭荘につくと大きい駐車場はいっぱいです。そして建物もとても大きくて立派なホテルでした。土曜日のちょうど昼前ぐらいに到着したのですが、けっこうな人気ぶりで、ロビーには沢山の人で溢れていました。さっそくフロントで入浴料を払い、浴場に向かいます。建物は「ひろせ館」と「なとり館」と二つあり、そのどちらにも浴場があるようです。まずは「なとり館」の大浴場に向かいました。回廊というか、ギャラリーを兼ねた通路を通って奥へと行くと「なとり館」です。館内ではいろいろとイベントが開かれているようで、このときは「子供囲碁教室」が催されていたようです。浴場は二階にあがったところにありました。脱衣所に入ると、混雑しているのかと思いきや、先客は１名だけでした。わりと小ぢんまりとした浴場で、脱衣場もコインロッカーと、大きめの棚にカゴの並んだものとがあり、わりと小規模な雰囲気です。浴室はそこそこ広いようで、内壁側に洗い場が並び、外側の窓側に大きな湯舟があります。浴室はタイル張りのわりとオーソドックスなスタイルですが、雰囲気は悪くありません。さっそく体を流して湯舟に浸かりますが、無色透明の地味な印象の湯です。地味ではあるけれど、浸かっていると微妙にツルッとしながらも、肌に馴染むかのようにしっとりとした、モサっとした浴感がありました。夏場だからなのか、温度はやや低めになっていてとても入りやすいです。刺激の少ないとても柔らかな印象なので、夏場の暑い時期にはさっぱりとしてちょうどいい感じです。また、外側には露天風呂もあるようです。露天風呂は外のベランダ状の場所にありました。ベランダには畳が敷いてあり、その先に湯舟があります。畳敷きのベランダというのも、とても風情があります。湯は内湯と同じようにツルリとし、そしてしっとりとして気持ちがいいです。外がとても賑やかなので覗いてみると、すぐ目の前がバーベキュー会場となっていました。いかにも夏らしい雰囲気です。肉の焼けるいい匂いを嗅ぎながら、楽しく入浴することができました。そしてもう一方、「ひろせ館」の浴場にも行ってみます。こちらも二階にありました。宴会場でしょうか、広間のようなところの脇に浴場入口があります。こちらはさらに小ぢんまりとした印象です。浴室は内湯のみで露天風呂はありません。しかし、こちらは蛇行する名取川を優雅に眺めながめることができます。見晴らしとしてはこちらの方がいいですね。そしてこちらも利用客がなく、貸切状態です。あんなにたくさんのクルマの人たちはどこにいったのでしょうか？　ここはランチバイキングも人気があるようなので、そちらが盛況なのでしょうかね。こちらとしてはまったりと過ごすことができたので、とてもラッキーでした。とてもアクセスもよく、雰囲気も良さそうなところなので、宿泊で訪れたり、人気のランチバイキングを利用しに来るのもいいでしょう。

掲載: 2022/03/26

Data

1. 所在地:宮城県仙台市太白区茂庭
2. 源泉名:新釜淵の湯
3. 入浴　:２０２１年８月
4. 泉質 :カルシウム-硫酸塩泉(低張性中性冷鉱泉)
5. 泉温　:源泉23.0度
6. ＰＨ　:６．９
7. 電気伝導率:174mS/m
8. 密度　:0.9996
9. 蒸発残留物:1574mg/kg
10. 形態　:温泉観光ホテル　男女別
11. 効能　:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症など
12. 露天風呂:あり
13. 開放度:☆☆☆
14. 清潔度:☆☆☆☆
15. 気軽度:☆☆☆
16. 景色　:☆☆☆
17. 総合評価:☆☆☆