鳥取県
ひるぜんやつかおんせん・かいゆかん
蒜山やつか温泉・快湯館
高原の爽やかさを感じながら汗を流そう
蒜山高原は岡山県にある人気のレジャースポットです。夏は避暑地として、そしてスポーツ合宿などでも人気があり、四季を通じて多くの方が訪れているようです。今回は、スポーツ施設が集まった蒜山スポーツ公園にやってきました。ここは、野球場やサッカー場などの大型施設から、テニスコートやグランドゴルフ、そして体育館も揃った広大な敷地の公園てす。といっても、スポーツをしにやってきたわけではありません。快湯館という日帰り温泉施設を利用しに訪れたのでした。今回は平日ということもあり、意外と空いていて利用者が少ないようです。館内に入るとロビーの右側にフロントがあります。浴場はそのまま進んだ先にありました。料金を払う際には脱衣所のロッカーでコインが必要だと言われました。幸いにも小銭がいっぱいあったので、「大丈夫です」と言って先に進みました。脱衣所に入るとロッカーが並びますが、いつものように100円玉を入れると、何故か戻ってきてしまいます。あれっと思いながらも何度繰り返してもダメです。よくよく見ると500円玉専用でした。これはわりと珍しいタイプですね。500円玉も持ち合わせていたので問題はなかったです。なるほど、だからわざわざ注意を促していたのですね。人の話はよく聞くべきですね。さて、さっそく浴室に入ると内側には洗い場、そして窓側に湯舟があります。けっして狭くも小さくもないですが、そんなに大きな施設ではないようです。サッと洗い流してさっそく湯舟へと向かいます。湯舟は大小二つあり、小さい方はバブルバスとなっています。大きい方は一部にジェット噴流がついていました。湯舟に浸かると、しっとりとするような肌にしみ込むような、そんな優しい湯です。特に軽いとか重いとかいうのもなく、ちょうどいい感じのしっとり感です。とても感触がいいですね。続いて露天風呂へと出てみました。こちらは緩いスロープを抜けて行きます。すると正面に湯舟がありますが、妙な形をしています。御影石を組んだ湯舟なのですが、遺跡のような古墳のような、少し掘り下げた感じの造りで、不思議なパワーを感じる湯舟です。どんなコンセプトがあるのでしょう? 湯舟の脇に石が積み重なっているので、湯舟に浸かってしまうと景色はあまり見えづらくなります。立ち上がると、周囲の山々を感じる開放的な空間で、空の広さも深みがあって、まさに高原にいるのがわかるような空間です。露天の奥には壺湯のようなものがありました。水風呂と書かれていますが、どうやら源泉のようです。さっそく入ってみると、けっこう冷たい水です。体を十分に温めてから利用するとすごく気持ちがいいです。そんなわけで、内湯にあるサウナを利用するのがお奨めです。サウナはちょっと小さいですが、しっかりと温まることができます。水風呂に入ると体が引き締まり、また湯舟で温まると、すごく体がリラックスしてほぐれた感じがしました。そんなこんなでじっくりと楽しんでいたら、ついつい長湯になってしまいました。そんなわけで、スポーツだけでなく温泉利用を目的としても十分に楽しめる温泉施設でした。ドライブついでに立ち寄ってみるのもいいでしょう。
掲載: 2022/08/29
Data
- 所在地:岡山県真庭市蒜山上長田
- 入浴 :2022年4月
- 泉質 :単純弱放射能泉(低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉)
- 形態 :温泉&レジャー施設 男女別
- 効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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