鹿児島県
きりしまじんぐうおんせん・あしゆ“きりしま”
霧島神宮温泉・あし湯“霧島”
霧島神宮のすぐ目の前、鳥居脇の足湯でリラックス
霧島神宮は南九州を代表する大きな神社です。6世紀に創建されたと言われる古い神宮で、多くの観光客で賑わう人気の観光スポットにもなっています。その入口の大きな鳥居のすぐ脇に霧島市観光案内所があります。霧島周辺の観光スポットを紹介していたり、レンタサイクルがあったりと、観光ついでに立ち寄りたい場所のひとつです。でも、それだけでなくここにはその目の前に足湯施設があります。無料で利用できる足湯なので、気軽に立ち寄り温泉を楽しむことができます。場所は案内所の目の前の駐車場脇、鳥居のほんとすぐ近くです。東屋根のついた長方形の湯舟で、左右両サイドに木製のベンチがついたものです。湯舟はコンクリートで囲われただけの非常にシンプルなものです。奥に湯の注ぎ口があり、チョロチョロと流れていました。今回は5月中旬の週末に訪れましたが、天気があまり良くなかったこともあり、あまり利用客もなく、ほぼ貸切で利用ができました。少し肌寒い気温だったので、こういうとき足湯は嬉しいですよね。しかも屋根があるので、雨にも当たらず快適に過ごせます。お湯はほんの少し白濁しているようにも見えますが、ほとんど透明の湯です。さっそく足を入れてみると、少しぬるく感じました。注がれている湯はそこそこ熱い湯だったので、注ぎ口に近い方はあたたかく、離れるとぬるくなる感じでした。湯口の上にケロリン桶が置かれていたので、それで注がれている熱い湯を汲んで、足元に注ぎながら少し熱めの湯を楽しみました。見た目にはそれほど特徴はないように見えますが、けっこうしっかりとした硫化水素の匂いが感じられます。浴感としては非常にあっさりとした感じです。ほのかに香る硫化水素の匂いを感じながら足湯に浸かっていると、「あぁ、温泉に浸かっているんだなぁ」って気分になります。なんでしょうね、この匂いはやはり温泉を一番実感しやすい香りですよね。場所が場所だけに、いくら客が少ないといっても、何人かの入浴客がいました。中にはよく来るのか、今日はあまり濁っていないとか言っていたので、その日の状況によってお湯の印象が違うようです。それにしても、気軽に立ち寄れるいい場所にあるので、霧島観光のついでふらっと立ち寄ってみて足湯を楽しんでください。ちなみに、観光案内所ではオリジナルのタオルも販売されているので、手ぶらで立ち寄って、タオルを土産にして帰るのもいいでしょう。
掲載: 2022/09/25
Data
- 所在地:鹿児島県霧島市霧島田口
- 入浴 :2022年5月
- 形態 :足湯 男女混浴
- 脱衣所:なし
- 開放度:☆☆☆☆
- 清潔度:☆☆
- 気軽度:☆☆☆☆☆
- 穴場度:☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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