北海道
やまはなおんせん・りふれ
山花温泉・リフレ
動物とふれあった後に楽しむ癒しの湯
釧路の市街地から20キロほど離れた山花温泉リフレを訪れました。市街地からは遠いものの、すぐ近くに釧路市動物園があり、週末とあって周囲はそれなりに賑わうレジャースポットとなっているようです。また、空港からもわりと近い場所にあります。ここは宿泊施設ですが、日帰り入浴も積極的に受け付けてくれているようなので、今回は立ち寄りでの入浴です。エントランスを入ったところに入浴券の自動券売機があり、すぐにフロントがありました。館内はとてもゆったりとした開放的な印象のあるホテルで、非常に居心地が良さそうです。脱衣所はコイン返却式のロッカーが並びます。こちらはわりとシンプルなタイプですが、ゆったりと広めです。浴室に入るとこちらも余裕のある大きな空間の内湯がありました。壁側には洗い場がズラッと並び、窓側に大きな湯舟があります。また、浴室の中ほどにはジャグジーやジェットバスがあり、シンプルながらも設備は充実している感じがあります。まずはしっかりと体を流して湯舟に浸かりますが、湯舟の湯は透明ながらも微妙に黄色いような色がついていました。黄色というか山吹色を薄くしたような色ですかね。浸かると、しっとりと、そしてずっしりとした重く感じる湯です。浸かっていると小さな傷などが痛くなってくるので、何事かと驚きますが、どうやら塩分濃度の高い湯のようで、その塩分により傷がうずくようです。湯舟の温度はやや低めなのですが、けっこう塩分濃度が高いこともあり、しばらく浸かっていると体の内側からジワーッと熱くなってきて、温熱効果も絶大です。汗もしっかりと噴き出してきて、いい汗が流せそうです。ただ、けっこう刺激の強い湯なので、湯あたりとかもあるかもしれません。だいぶフラフラとのぼせてきたところで、外の露天風呂へと出てみます。釧路は夏でもとても涼しいところ。チェアがあるので、外の爽やかな風を浴びながら涼んでいると、非常に気持ちがいいです。露天は御影石で囲われた小ぢんまりとした湯舟があり、こちらも内湯と同じように天然温泉のようです。体が馴染んだところで露天風呂に浸かると、内湯と同じ湯ながらも、外気を浴びながらの湯浴みは非常に気持ちがいいです。ぬるめの湯にじっくりと浸かりながら、のんびりと浸かることができました。ただ、ぬるめでも温泉のインパクトは強いので、すぐにのぼせてきます。こうなったら内湯にある水風呂で体を冷やすことにしました。ところがこの水風呂が非常に冷たいです。ちょっと浸かっているだけで体がしびれるほど冷たくて、この冷たさも病みつきになりそうなほどで、気持ちがよかったです。ちなみに浴場はタイプの異なる二つの浴場があり、今回の浴場は「花の湯」で、女湯が岩風呂のある「山の湯」だそうです。日替わりなのか定期的に男女が入れ替わるそうです。それにしてもすごく気持ちのいい、そして過ごしやすい施設で、とても気に入りました。ホテルの雰囲気もよく、次回は宿泊でのんびりと過ごすのもありかなと思うのでした。
掲載: 2022/11/12
Data
- 所在地:北海道釧路市山花
- 入浴 :2022年7月
- 泉質 :ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩温泉
- 泉温 :源泉39.5度
- 成分総計:37.96g/kg
- 形態 :温泉ホテル 男女別
- 効能 :筋肉・関節の慢性的な痛み又はこわばり、冷え性、疲労回復など
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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