大分県
かないけおんせん・ほてるくどうおおいた
金池温泉・ホテルクドウ大分
駅からも近く観光やビジネス利用でも便利な温泉ビジホ
大分空港からリムジンバスで大分までやってきて、JR大分駅の周辺で温泉に入れるところを探していたところ、国道10号線沿いにある「ホテルクドウ大分」で、立ち寄り入浴が可能との情報を入手しました。駅からは徒歩で6〜7分くらいの便利な場所です。さっそく行ってみると、そのホテルは小規模のビジネスホテルのようでした。規模は小さいものの、けっこうモダンで洒落た雰囲気があります。ところが、ホテルのエントランスから入ろうと思うのですが、入口には居酒屋の看板とメニューが書かれています。館内への入口はここしかないように見えるので、とりあえず入っていくと正面にホテルのフロントがありました。居酒屋も併設しているようです。さっそくフロントで料金を払います。料金はとても安くて、まさに銭湯のような料金です。浴場は廊下の中ほど、左手に男湯がありました。丁寧に案内してくれたフロントの方がとても印象的でした。脱衣所はやや小ぢんまりとしていますが、いたってオーソドックスなスタイルです。やはりそんなに規模は大きくはないようです。浴場は岩風呂になっていて、窓は天窓しかないので少し暗めのシックで落ち着いた雰囲気です。この日はとても寒い日だったので、ムッとした浴室の熱気がとても気持ちいいです。さっそく体を流して湯舟に浸かります。湯舟は2.5メートル四方くらいのものがひとつあるだけです。中の湯は黒く見えます。よくよく見てみると麦茶を薄くしたような色でした。そして腐葉土のような軽やかな香りがあります。透明度はそれなりにあるので、底までしっかりと見えますが、浴室が少し暗めということと、焦げ茶色の湯なので、すごく濃い色のように見えました。お湯はすごく滑らかな印象の湯で、ツルツルっとした浴感がとても心地いいです。大分駅周辺の湯はこのようにモール泉というか、植物由来の有機成分を多く含んだ温泉が多いようです。肌にはツルツルとした心地いい感触があり、とてもいい香りがついているので、非常に癒される温泉ですね。そしてまた、温度もぬる過ぎず熱すぎず、ちょうどいい温度です。温度計がプカプカと湯舟の中で浮かんでいたのですが、41度ほどでした。非常に温まりのいい湯のようで、しばらく浸かっていると汗が噴き出てきて気持ちいいです。すごく温まりのいい湯なのに、なぜかあまりのぼせた感じにならないのが不思議です。じっくりとそしてドップリと浸かっていたくなるような、とてもいい湯でした。浴後はやはりすごく温まりがいいようで、すごく寒くて凍えるような感じの日だったのに、体がポカポカとあたたかくて、外の冷たい空気が気持ちいいぐらいでした。温泉の効果の偉大さを改めて感じました。
掲載: 2023/03/23
Data
- 所在地:大分県大分市金池町
- 入浴 :２０２２年１２月
- 泉質 :ナトリウム-炭酸水素塩温泉
- 泉温 :源泉55.1度
- 形態 :ビジネスホテル 男女別
- 効能 :きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症など
- 露天風呂:なし
- 開放度:☆
- 清潔度:☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆
- 穴場度:☆☆☆
- 景色 :☆
- 総合評価:☆☆☆
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