滋賀県
おごとおんせん・おごとおんせんかんこうこうえんあしゆ
雄琴温泉・おごと温泉観光公園足湯
ツルツルスベスベの極上湯を楽しめる公園の足湯
琵琶湖南部の西岸にある雄琴温泉は、滋賀県を代表する大きな温泉地です。大型の旅館が点在し、琵琶湖を眺めながら優雅に過ごせる温泉地です。そんな雄琴温泉を気軽に楽しむことができるのが、おごと温泉観光公園にある足湯です。誰でも無料で利用できるという嬉しい施設です。公園は旅館の建ち並ぶ一角、県道高島大津線沿いにあります。公園には足湯の他に軽食などが食べられる食堂や、地元物産品の土産物屋、そして芝生の斜面広場などがあります。今回は真冬の12月下旬、晴れ間が出たり雨が降ったりの天候の安定しない寒い日に訪れました。足湯はけっこう大きなもので、三角の大きな屋根がついていて、ゆったりと大きなものでした。まず手前側には足洗い用のシャワー。そして半円形の湯舟、中央には底からモコモコと湯が湧き出る湯舟、奥には広い湯舟があり、木製のベンチとスノコが敷かれていました。湯舟の中央には対岸に渡るための木製の橋が架けられているなど、情緒を盛り上げる演出がされていて、なかなか雰囲気のいい足湯です。それから足湯の一番奥側には「更衣室」も用意されていました。ストッキングを履いている女性にとっては、これはありがたい設備です。ではさっそく湯舟に足を浸してみます。無色透明の湯は少し熱めに設定されていました。真冬の寒い時期ということもあり、こういった足湯施設は少し熱めに設定されていないと温まらないですものね。それがまた熱すぎない程度のちょうどいい温度で、時折熱めの湯が流れてくるなど、うまく調節されているようでした。そして雄琴温泉の最大の特徴であるツルツル感もまた、見事に体験することができます。足先だけですが、このツルツルスベスベとした滑らかな浴感を楽しめるというのは大したものです。足先だけでもこんなに気持ちがいいので、足湯だけでは我慢できなくなってしまう方もいることでしょう。もちろん、ここでは全身浴はできませんので、そういう場合は近くにあるスパリゾートに行くと良いでしょう。それにしても寒い時期にも関わらず、次から次へと客が入ってきます。シーズン中に比べればもちろん空いているのですが、常に誰かが利用している状態で、その人気ぶりがうかがえました。冬場以外なら、公園で楽しんだ後に足湯で癒されるのもいいでしょう。観光ついでにも是非楽しみたい足湯施設でした。
掲載: 2024/03/22
Data
- 所在地:滋賀県大津市雄琴
- 源泉名:3源泉(市第4号泉、市第5号泉、市第6号泉)の混合泉
- 入浴 :２０２３年１２月
- 泉質 :アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性低温泉)
- 泉温 :源泉27.0度
- ラドン含有量:2×10-10キュリー／kg
- 形態 :公園内の足湯施設 男女混浴
- 効能 :自律神経不安定症、不眠症、うつ状態など
- 脱衣所:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
温泉レポートを検索