北海道
しょさんべつおんせん・ほてるみさきのゆ
しょさんべつ温泉・ホテル岬の湯
日本海を一望する露天風呂でまったりと過ごす
夏の北海道というのは、ワクワクが楽しめる魅惑のエリアです。そんなわけで、夏休みを利用して北海道旅行を楽しみました。今回はキャンプを楽しみながらの温泉巡りをテーマに、キャンプ場に併設している温泉を点々と訪れてみました。そのひとつが、初山別村にある「しょさんべつ温泉 岬の湯」です。ここは道の駅「☆ロマン街道しょさんべつ」に併設している宿泊施設で、また、「みさき台公園キャンプ場」やバンガローなどもあり、大勢の観光客で賑わう人気のスポットです。まだお盆前とはいえ、キャンプ場もほぼいっぱいってぐらいの賑わいで、まさに真夏の北海道って雰囲気が漂います。キャンプ場では海岸を眺めながら過ごしたり、海に沈む夕陽を眺めながら食事をしたりと、アウトドアライフを満喫したところで、さっそく温泉に向かいます。宿泊施設のフロントで受付をすると、そのまま奥へと廊下を進みます。日帰り入浴も積極的に受け付けている宿泊施設なので、奥には休憩間があったりと、ゆっくりと過ごせそうな雰囲気がありました。脱衣場は棚にカゴ、そして一部にロッカーがあります。浴場入口前に貴重品用のロッカーも用意されていました。浴室に入ると、まずはかかり湯があり、そしてサウナと水風呂、正面には圧注浴と気泡湯、奥に行くと全身浴と書かれた大きな湯舟があります。洗い場は浴室の一番奥側の奥まったところにありました。脱衣所から入ると、なかなか洗い場まで辿り着けないので、あれ?洗い場は無いのかな?なんて驚いてしまいます。ではさっそく湯舟に浸かります。全身浴と書かれた湯舟から浸かりますが、こちらは少し黄色というか、若葉色のようなくすんだ黄緑色っぽい湯です。浸かるとツルツルっとした浴感があり、非常に滑らかなインパクトのある湯です。お湯の質感としては、少し刺激のある湯かな?って感じなのですが、そのあとからズドンとツルツルとした浴感がやってくるのです。これはけっこうインパクトがありますね。それでもしつこいような浴感ではなく、非常にあっさりとしたツルツル感なのは好印象です。さて、手前にある効果浴に入ってみます。こちらは無色透明の湯で、ツルツル感も感じなかったので、白湯のようです。続いて露天風呂へも出てみました。こちらは内湯のすぐ外側にある、ベランダ状の場所にある小さな湯舟です。外側は開放的な感じで、脇のキャンプ場や港、そして海が見えました。夜間だったので、周囲の様子がわかるぐらいで暗くて見晴らしはありませんでしたが、日中であればそれなりにダイナミックな景色が眺められるのではないでしょうか。これはなかなかいい感じですね。ただ、内湯のようなツルツル感はこちらでは感じなかったので、露天風呂は天然温泉ではないのかもしれません。それでも、この開放感は格別なので、非常に気持ちよく利用することができました。浴後はさっぱりとした清涼感があり、キャンプなどには最適な感じの湯でした。真夏のシーズン中は混雑することが多いかもしれませんが、他のシーズンならゆっくりと過ごせそうな感じもあります。タイミングをはかって訪れてみるのがいいでしょう。
掲載: 2024/10/07
Data
- 所在地:北海道苫前郡初山別村豊岬
- 源泉名:岬の湯
- 入浴 :2024年8月
- 泉質 :含よう素-ナトリウム-塩化物冷鉱泉(高張性弱アルカリ性冷鉱泉)
- 泉温 :源泉21.4度
- PH :7.7
- 電気伝導率:2.67S/m
- 密度 :1.0089
- 蒸発残留物:14.65g/kg
- 形態 :温泉宿泊施設 男女別
- 効能 :きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症など
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆☆
- 気軽度:☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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