北海道
てしおがわおんせん・おといねっぷじゅうみんほようせんたー
天塩川温泉・音威子府住民保養センター
のんびりゆったり、自然を感じる静かな宿
夏休みを利用して真夏の北海道をまったりと満喫してきました。天塩川リバーサイドパークキャンプ場でのんびりとキャンプをした夜、すぐ近くにある天塩川温泉という宿泊施設に立ち寄り入浴してきました。すぐ近くというよりは、隣接している感じで、キャンパーたちの御用達ようです。国道から少し入ったところにあるため、非常に静かな場所にあり、とても穴場的な印象のある温泉施設です。周囲は田畑や森、そして脇には天塩川が流れています。夜間になると周囲は真っ暗で、星空が綺麗など、本当に静かに過ごせそうな場所でした。フロントで入浴の受付をして、さっそく浴場に向かいます。浴場は館内右奥にありました。そんなに大きな宿ではないので、浴場もそんなに大規模のものではありません。まぁ、ごくごく普通の宿泊施設の浴場ってぐらいの規模でした。ちょうどお盆前くらいの週末だったので、一番混雑する時期のように感じましたが、それほど利用客は多くはなかったです。宿泊者もそこそこ、キャンパーたちもそこそこって感じです。逆にシーズンから外れると、ものすごく静かに過ごせそうな印象がありました。脱衣所は棚にカゴ、入口脇には貴重品用のロッカーがあります。ロッカーはコイン返却式なので、気兼ねなく利用できます。浴室は正面に二つの湯舟、そして右奥に洗い場がありました。洗い場にはボディソープとリンスインシャンプーが用意されています。湯舟は一方がバイブ浴槽になっていて、奥にあるのが主浴槽のようです。湯はほぼ無色透明、微妙に黄色っぽいようにも見えなくもないですが、照明の影響かもしれません。温度は体感で41度くらいで、真夏では少し熱いかなってくらいでした。軽くスルっとした浴感があるぐらいで、そんなに目立った浴感はありません。温泉分析表によると源泉では微硫化水素臭があるとのことでしたが、言われればそんなような気がする程度で、実感できるほどではありませんでした。外側には露天風呂があり、洗い場の奥から出ることができます。外に出ると露天スペースの奥に岩風呂がありました。規模は少し小さめですが、巨石を並べたダイナミックな印象の湯舟です。芝の広がる広場のようなスペースが前にあり、ゆったりとその開放感を味わいながらの入浴です。夜間だったため、周囲は真っ暗でしたが、広場には電灯がありその開放的な雰囲気がわかります。昼間で明るい時間帯なら、ものすごい開放感ではないでしょうか。ちなみにこの広場はどんな目的で利用されるのでしょうか？ 露天風呂の目の前に広がり、目隠しも何もないので、そこに人がいたら露天風呂は丸見えです。人は立ち入らない広場なのかもしれません。のんびりと北海道らしい景色を眺めながらボーッと過ごすのが気持ちよさそうです。冬場は雪を眺めながらの風情ある景色が楽しめそうですね。非常に利用勝手のいい施設で、また是非訪れたいと感じる天塩川温泉でした。
掲載: 2024/10/24
Data
- 所在地:北海道中川郡音威子府村咲来
- 源泉名:音威子府温泉(常盤鉱泉)
- 入浴 :２０２４年８月
- 泉質 :ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉(中性低張性冷鉱泉)
- 泉温 :源泉9.8度
- ＰＨ :７．０
- 電気伝導率:0.59S/m
- 密度 :1.0017
- 蒸発残留物:4.235g/kg
- 形態 :温泉宿泊施設 男女別
- 効能 :きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症など
- 露天風呂:あり
- 開放度:☆☆☆
- 清潔度:☆☆☆
- 気軽度:☆☆
- 穴場度:☆☆☆
- 素朴度:☆☆☆
- 景色 :☆☆☆
- 総合評価:☆☆☆
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