北海道

しべつおんせん・ほてるうつくしのゆおんせん

士別温泉・ホテル美し乃湯温泉

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士別市の市街地、国道沿いにある「ホテル美し乃湯温泉」にやってきました。アクセスのとても便利なところで、周囲には大型のスーパーやホームセンターなどが並ぶ一画にありました。ホテルの駐車場はとても広く、その奥に優雅なホテルがあります。このホテルには通常の客室だけでなく、カプセルホテルもあるなど、ビジネスにも便利なホテルのようです。また、宿泊施設としてだけではなく、日帰り入浴施設としての顔も持つマルチな存在のようです。今回は宿泊ではなく立ち寄りでの入浴で訪れました。夏休みを利用しての旅行の道中ですが、今日は本当に暑い日です。涼を求めて北海道に来たものの、現在気温は35度を越えています。すっかり汗だくで暑くてたまらないので、さっそく館内に向かいます。館内に入るとシューズロッカー、そして入浴券の券売機があります。券売機はコード決済などもできる最新式のものが使われていました。入浴券を購入すると、その先には自動ゲートがあります。そのゲートで入浴券に印刷されているQRコードをかざして中に入るシステムとなっていました。かなりスマートな試みですね。中に入るとロビーがあり、その奥に休憩室や浴場の入口があります。脱衣所はゆったりと大きく、それなりのキャパはありそうです。浴室はまたこちらもゆったりと広くて、内湯ながらも天井も高く開放感のある印象です。左側に洗い場のシマがあり、右側にはサウナと水風呂、奥に湯舟があります。洗い場はボディソープとリンスインシャンプーが用意されていて、やはり数も多いのでそれなりのニーズがあるのでしょう。今回は昼過ぎぐらいに訪れましたが、ちょうど空いている時間帯なのか、客はあまりいませんでした。さっぱりと汗を流してさっそく湯舟に向かいます。窓側の大きな湯舟はゆったりとしています。かなりの人数が入れる大きさです。お湯はクリアながらも微妙に黄色いようにも見えます。とてもサラッとしながらも、微妙にツルッとする舐めらかな印象の湯でした。少し熱めかなぁと思ったら、手前側にはぬるめの湯舟もありました。こちらは39〜40度くらいですかね。真夏にはちょうどいい温度です。外には露天風呂もあります。外に出てみると小さな岩風呂がありました。内湯に比べるとかなり小ぢんまりとした印象の湯舟です。湯舟の奥にはリクライニングチェアがひとつだけあります。また、周囲を高い壁で囲われているので、ちょっと圧迫感のある露天風呂です。しかしながら、空は青く外気がとても涼しいです。また、湯舟の奥には玉砂利が敷かれ、さらに奥には石灯籠があるなど、和の情緒を演出していて雰囲気は悪くないです。また、露天風呂の温度もぬるめになっていたので、とても心地のいい感じでした。また、内湯に戻ってじっくりと湯舟を楽しみます。ふと洗い場の方を見ると、その手前に大きな石でつくられた椅子がありました。椅子と表現していいのかよくわかりませんが、南国リゾートなどにありそうな、大きな椅子の石造バージョンです。ひじ掛け部分にはライオンの頭が彫られているなど、かなり凝った雰囲気です。休憩用の椅子なんでしょうが、とてもインパクトのある感じでした。ちなみに、温泉の詳しい詳細を見ようと温泉分析表を探しますが、浴室内も脱衣所内にも見当たりませんでした。ナトリウム-塩化物泉ということで、確かに浴後はしっかりと温まった気がします。真冬の寒い日にも重宝しますが、真夏でもさっぱりとするので非常に快適でした。

掲載: 2024/11/05

Data

1. 所在地:北海道士別市大通東
2. 入浴　:２０２４年８月
3. 泉質 :ナトリウム-塩化物泉（食塩泉・拡張性アルカリ性温泉）
4. 形態　:温泉ホテル　男女別
5. 効能　:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
6. 露天風呂:あり
7. 開放度:☆☆☆
8. 清潔度:☆☆☆
9. 気軽度:☆☆☆
10. 景色　:☆☆
11. 総合評価:☆☆☆